JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦

そしてロードヴァンドール(牡6歳、栗東・昆貢厩舎)です。
内枠なら馬券圏内もあると思います。「典型的な逃げ馬」で、騎乗する横山典弘騎手も逃げを得意としています。このコンビは侮れません。
それに以前から横山騎手は、この馬は「3000メートルでも平気」だと話し、昆調教師には昨年から天皇賞・春への出走を提言していたそうです。
有力視されているエタリオウとフィエールマンは、後ろから競馬をすることも多いです。前で競馬ができれば、後ろから来る2頭を周囲のライバルが牽制しているスキをついて……という形での一撃もあるかも!?
桃井はるこ:2012年の天皇賞・春は、ビートブラックがそんな感じで勝ちましたね。あのときはみんながオルフェーヴルを警戒したのに、全く伸びずに11着。ビートブラックに騎乗していた石橋脩騎手はある意味、ラッキーでしたね。
――その展開は怖いですね。
桃井はるこ:私は迷ったんですけど、ロードヴァンドールは切ります。なぜかというと、ヴォージュが逃げ宣言をしているんですよね。今回は前に行く馬が多いと思うので、最終的に後ろで競馬をする馬が有利な展開になる気がするんですよ。
――そこから選ぶ桃井さんの4番手は?
桃井はるこ:ユーキャンスマイル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)。
同馬はキングカメハメハ産駒。ここでの成績は悪いんですけど、今年は早そうな馬場なので違うんじゃないかと。
過去の天皇賞・春、京都競馬場の長距離レースの映像を何度も見たところ、やはりウチに行けるジョッキーが強い。最後のカーブをキュッと回って、すっとウチにつけることができる腕を持つ騎手がいいんですよ。
その点から考えると、昨年、レインボーラインで渾身のイン付きを見せて勝利した岩田康誠騎手がいいですね。岩田騎手は最近、調子が全盛期に戻りつつあるみたいです。この間も見ている方がビックリするほど、積極的にインを攻めていました。
そして同馬のオーナーは金子真人ホールディングス。同じく金子氏が所有していたシャケトラの分まで頑張ってもらいたい。
――ありがとうございます。では最後に穴馬を1頭ずつ。
楠原安里梨:私はチェスナットコート(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)です。
昨年の天皇賞・春は5着。それに1週前追い切りでの動きもよかった。リピーターも多いですし、穴といえばこの馬って感じ。それに騎乗する坂井瑠星騎手も上手いですからね。一撃を期待!
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