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JRA岩田康誠「悪癖復活」であわや騎乗停止!? 天皇賞・春(G1)ユーキャンスマイル「イン突き」期待も、よぎる”大スランプ”の影……

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 28日の天皇賞・春(G1)は、毎年良好な馬場コンディションで行われることもあって「内枠」が圧倒的に有利なレースとして有名だ。

 実際に、過去10年で1枠の馬が5勝。長距離戦の道中を内々の経済コースで運べるだけでなく、まだイン側が荒れてないため勝負所でロスなく回った馬が、大きなアドバンテージを得るということなのだろう。

 したがって、今年の天皇賞・春も「誰がインを制するのか」が1つのポイントになりそうだが、有力馬の1頭ユーキャンスマイル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する岩田康誠騎手は、「イン突き」を得意とする騎手として知られているだけに注目が集まる。

 思い出されるのは、やはり昨年の天皇賞・春だ。

 レインボーラインに騎乗していた岩田騎手は、6枠12番ということもあって4コーナーこそ外目を回ったが、最後の直線で巧みに内側へ潜り込むと、馬場の良いインから強襲。これまでG1で2着1回3着2回だったパートナーを、悲願のG1制覇に導いた。

 あれから、ちょうど一年。今年のユーキャンスマイルでも得意のイン突きを見せてくれるのか。積極的な”勝負騎乗”に期待するファンも多いはずだ。

 だが、ここ最近の岩田騎手は、またかつての「悪癖」が顔を覗かせているという。

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