真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.01 13:45
JRA大阪杯(G1)エポカドーロ「引退」不安も……ウオッカ引退の「鼻出血」で香港遠征も白紙
編集部
「どうやら鼻出血があったようです……。馬は鼻孔でしか呼吸できず、鼻から出血すると呼吸口が塞がってしまうことがあるそうです。当然、競走能力に重大な影響を与えますし、絶好の展開に持ち込んだエポカドーロが失速してしまうのも無理ないですね。
鼻出血はJRAも重要な症状と捉えており、エポカドーロは1カ月間の出走停止処分となりました。これによって、選出されていた香港のクイーンエリザベス2世C(G1)遠征プランは白紙。いったん休養ということになりそうです」(競馬記者)
鼻出血は、2007年に牝馬として64年ぶりに日本ダービー(G1)を制したウオッカを引退に追い込んだ症状として有名。エポカドーロも症状が重くなると、引退を余儀なくされる可能性もある。
「まだエポカドーロの鼻出血が、どの程度のものなのかはわかりませんが、治療可能な症状であることを祈りたいですね。しっかり治療さえできれば、秋には復帰できるはずですし、大阪杯の途中までの走りを見る限り、万全ならもう一花咲かせられるはずです」(同)
例えば、先週の大阪杯で4着と気を吐いたマカヒキもまた若駒の頃に鼻出血の症状があったが、治療によって長く現役を続けている。他にも2016年のドバイターフ(G1)を勝ったリアルスティールも鼻出血から立ち直り、6歳まで活躍した。
昨年は皐月賞を勝ち、日本ダービーでも2着したように「黄金世代」と呼ばれる今年の4歳世代の中でもトップクラスの力を見せていたエポカドーロ。
一時離脱を余儀なくされた格好だが、一日も早く復活した姿を見せてくれることをファンは待っている。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
- 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
- JRA「3歳賞金王」はジャンタルマンタル、ジャスティンミラノにあらず!? 日本不在の“裏”賞金王の存在と、新種牡馬サートゥルナーリアが1強にならない異変
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
- 「東京2400mで買うべき馬」これぞダービージョッキーの金言!オークス&日本ダービーのヒントが満載!ステレンボッシュ、ジャスティンミラノを上回る期待馬がいる!
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ? 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。「伝説」の最終世代をピックアップ【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- オークス「本命」は去年から決めてました! キャプテン渡辺「大穴はこれだ!!」神の馬券術による極選穴馬【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【オークス(G1)予想】ステレンボッシュから魂の6点勝負! 5年連続10番人気以下が激走レースで「極上穴馬」指名
- 【日本ダービー(G1)展望】無敗ジャスティンミラノに死角なし!? 2着2回の戸崎圭太は10度目の挑戦で戴冠なるか
- 【オークス(G1)】ステレンボッシュ1強に“待った”!? ルメール×チェルヴィニア「前走の二の舞いはない」川田×クイーンズウォーク「本領発揮」武豊×スウィープフィート「チャンスがある」二冠阻止に燃えるライバルが虎視眈々