真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.15 17:55

JRAダノンプレミアムは「何故」マイラーズC(G2)なのか?「マイルでは負けない」陣営が下した決断と、その証明へ
編集部

今週は、春の連続G1開催も一休み。
しかし、21日に京都競馬場で開催されるマイラーズC(G2)は「G1並み」の盛り上がりを見せそうだ。中でも異例の注目を集めているのが、約1年半ぶりのマイル挑戦となるダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)である。
現在の日本最強は、昨年の年度代表馬アーモンドアイで間違いないところだが、唯一「逆転まで」と期待されているのがダノンプレミアムだ。
牝馬三冠を達成し、ジャパンC(G1)を世界レコードで制したアーモンドアイに対して、ダノンプレミアムは朝日杯フューチュリティS(G1)を勝っただけ。G1・1勝馬の評価がここまで高騰することは異例だが、前走の金鯱賞(G2)で見せたパフォーマンスは、まさに「無限の可能性」を感じさせるものだった。
後に大阪杯を勝つアルアイン、マイル王のペルシアンナイト、エリザベス女王(G1)を勝ったリスグラシューとモズカッチャン、さらには4連勝中と充実著しいエアウィンザーなどが集った豪華な一戦。
大阪杯(G1)を始め、春競馬の行方を占う重要な一戦となったが、ダノンプレミアムは最後の直線であっさり抜け出すと、そのまま他馬を寄せ付けずに押し切ってしまった。それも本馬は、昨年の日本ダービー(G1)以来の長期休み明けだったのだ。
この時点で4月の大阪杯の大本命に挙がったが、ダノンプレミアム陣営が選択したのは意外にも今週のマイラーズC。中距離ではなくマイル路線を選択し、安田記念(G1)が春の大目標となった。
だが、この決断は競馬ファンを中心に大きな議論を呼んでいる。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬