JRAグランアレグリアの状態は? 美浦関係者が語る『NHKマイルC直前情報』
新元号「令和」初のG1競走・NHKマイルC(G1、芝1600メートル)。5日に東京競馬場で開催されるこの一戦を、是が非でも的中させたいという方も多いはずだ。
今回は美浦から届けられた有力な情報をもとに、別格の注目度を持つ2頭をピックアップ。ご一読いただきたい。
変則2冠を狙うグランアレグリア(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。
桜花賞では好位の4番手で追走。残り800m過ぎで先頭に立ち、直線では楽な手応えで後続を突き放し快勝。牝馬クラシック初戦をものにした。
「前走からそれほど日がないので、今回は放牧へ出さず、在厩で調整をしてきました。1週前は南ウッドチップコースで5F72.7、ラスト13.5秒を記録。最終もWコースを馬なりで5F68.5秒、ラスト12.4秒と、間隔が詰まっているので、軽めにまとめています。それでも落ち着きがあるし、全体的に動きは良かったですね。
C.ルメール騎手も前走後に『マイルがベストではないかと思っています』と話したように、血統を考え、『距離はこれくらいがいいだろう』ということで陣営はここを選択しました。前走は休み明けでもいい競馬をしてくれましたが、今回はそれを上回ることが期待されます」(美浦関係者A)
2005年のラインクラフト以来となる、桜花賞とNHKマイルCの変則2冠の達成は目前に迫っている。