JRA中継『ウイニング競馬』の原良馬氏死去。「イケメンぶり」や馬事文化賞でも話題に
『ウイニング競馬』(テレビ東京系)を中心に競馬評論家として活躍した原良馬氏が、病気のため死去したことがわかった。85歳だった。
原氏は俳優座に6期生として入所しドラマなどに出演。その後スポーツ新聞の競馬記者などを経て、88年、フリーの競馬評論家に転身。『ウイニング競馬』を中心に競馬関係の仕事でファンに親しまれた。
晩年は体調を崩し、『ウイニング競馬』を筆頭にメディア出演も少なくなっていた。今年1月には2018年度のJRA賞馬事文化賞功労賞を受賞。競馬メディアにおいての存在感は大きかった。
『ウイニング競馬』ではジャングルポケットの斉藤慎二やキャプテン渡辺と絶妙な掛け合いを見せ、番組の名物的存在に。それだけにファンからも「優しい笑顔が印象的でした」「復帰を待っていたのですが……」と悲しみのコメントが殺到している。
「原さんといえば、番組で『若い頃の写真』が披露され、元俳優らしいその“イケメンぶり”も話題に。武豊騎手が『若い頃相当悪さをしたんじゃないですか』とイジっていたのが印象的ですね。
『ウイニング競馬』で原さんが観られなくなるのは本当に残念です」(競馬ライター)
心からご冥福をお祈りしたい。