JRAシュヴァルグランに好機到来!「天」はエネイブルを見放す!? 歴史的メンバー「キングジョージ(G1)」で日本代表好走の余地十分な理由

歴史的ともいえる激突が、迫ってきた。
27日にイギリスのアスコット競馬場で行われるキングジョージ6世&QES(G1)だが、今年は「歴代でも有数の好メンバー」ということで、日本の競馬ファンも熱い視線を送っている。
昨年、史上7頭目の凱旋門賞(G1)連覇、そして史上初の「凱旋門賞→米ブリーダーズC」の連続制覇を達成したエネイブル(牝5歳、英・J.ゴスデン厩舎)が不動の主役だ。史上初の凱旋門賞3連覇が最大目標だが、今年初戦のエクリプスS(G1)は強豪マジカルを寄せ付けず完勝。最高の状態でアスコットの舞台に立つ。
ただ、そのエネイブルですら今回に限っては「楽勝ムード」ではない。先日のプリンスオブウェールズ(G1)を制覇し3連勝、最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」において世界一の評価を受けるクリスタルオーシャン(牡5歳、英・M.スタウト厩舎)を筆頭に、今年の英ダービー馬アンソニーヴァンダイク(牡3歳、愛・A.オブライエン厩舎)、実績十分のデフォーなどライバル陣も見逃せない強さを持つ。
これほどのメンバーが揃ったキングジョージに対し、日本では「エレクトロキューショニストをハリケーンランが下した2006年以来の『世界一決定戦』」と評価する声もあるほどだ。前年の愛ダービー・凱旋門賞を勝利した「欧州最強」ハリケーンランと、同年のドバイワールドカップを制した「芝ダートを問わない世界王者」エレクトロキューショニストの名勝負は、現在も語り草である。
そして、そのレースで2頭と真っ向から渡り合い3着だったのが、同年ドバイシーマクラシック(G1)を制し「ワールドターフチャンピオン」として出走したハーツクライだ。ハーツクライは前年の有馬記念で無敗の三冠馬ディープインパクトに初めて土をつけ、同年のドバイでは欧州最強牝馬ウィジャボードらを逃げて置き去りの圧勝だった。まさに「世界最強」のライバルを最後の最後まで追い詰めたハーツクライの激走は、日本競馬の歴史に名を残すものだった。
そして、奇しくも今年のキングジョージに日本馬として挑戦するのが、シュヴァルグラン(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)。ハーツクライの産駒である。
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