JRAスプリンターズS(G1)はタワーオブロンドン外し「至高の少点数」勝負! 強力「現場ネタ」が導く「超伏兵」も紹介!!
「▲」は高松宮記念(G1)の2着馬セイウンコウセイ(牡6、美浦・上原博之厩舎)だ。
2017年の高松宮記念を制しG1タイトルを獲得。今年の同レースでも12番人気の低評価を覆し2着と好走している実力馬だ。続くCBC賞(G3)でも、58キロのトップハンデを背負いながら3着を確保した。
前走のキーンランドCは6着に敗れたが、勝ち馬からの差は0.5秒。悲観する内容ではないだろう。昨年のスプリンターズSでは12着と大敗しているが「函館からの直行だったからね。8月に一度レースを挟んでいる今回は違う」と陣営からは自信が漂っている。
「稽古では軽快な動きを披露。『気合が乗っていい雰囲気。態勢は万全』と仕上がりの良さをアピールしている。中山コースの経験は少ないが『苦手意識はない』と強気だ。『好走を期待している』と一発を匂わすコメントが飛び出しているココは無視できないね」(競馬関係者)
「△」にはセントウルS(G2)2着馬ファンタジスト(牡3、栗東・梅田智之厩舎)を指名した。
2歳時には小倉2歳S(G3)と京王杯2歳S(G2)で重賞を連勝。昨年のスプリングS(G2)でも2着と好走し、世代トップレベルの力があることを証明した。
しかし皐月賞(G1)は13着、続くNHKマイルC(G1)も13着と大敗。距離短縮が好転すると思われた前々走の北九州記念(G3)も、14着と人気を裏切る結果となってしまうが……。
叩き2戦目の前走のセントウルSで一変。先行策からコースレコード決着の2着と、復活を予感させる走りを披露した。この結果に陣営は「時計の速い決着にも対応できたのは収穫」と確かな手応えを掴んだ様子。「状態は更に良くなっている。今のデキなら楽しみ」と色気十分だ。