真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.10.20 15:40
【天皇賞・秋(G1)展望】「最初で最後」の最強女王アーモンドアイVS世代交代サートゥルナーリア!? 今年最高の超豪華メンバーが府中で激突!
編集部
アーモンドアイと雌雄を決したい馬がここにもいる。ダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)が虎視眈々とリベンジを狙っている。
あれが本来の実力であるはずがない。前走の安田記念はダノンプレミアムにとって、まさに悪夢の一戦だった。アーモンドアイと同じようにスタートで大きな不利を受けた本馬は、中団やや後方からの競馬。女王ほどのキレがないダノンプレミアムにとって、それは致命的なハンデだった。
ほぼ不戦のまま最下位という屈辱を味わい、ゴール後には主戦の川田将雅騎手が下馬するシーンも。幸い大事には至らなかったが、リベンジへの思いはどの陣営よりも強いはずだ。
その決意が現れたのが、栗東のCウッドで行われた1週前追い切りだ。川田騎手を背に6ハロン81.6秒、ラスト11.8秒の猛時計。今年3月の金鯱賞(G2)以来となる併せ馬を敢行した。陣営も「時計的には十分」と手応え。逆襲の態勢は整いつつある。
ダービーを勝った東京なら、ワグネリアン(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)にも一発があるはずだ。
昨秋の神戸新聞杯快勝後には天皇賞・秋参戦のプランもあったが、脚部不安により無念の離脱。復帰後は大阪杯(G1)3着、前走の札幌記念(G2)4着と、今一歩の成績だが、東京2000mはワグネリアンにとって、間違いなくベストといえる舞台だ。
特に敗れはしたものの、好位からの競馬でしぶとく粘った前走の札幌記念は、従来の末脚一辺倒を払拭させる自在性を見せた。それも落鉄と敗因は明確。馬場コンディションや枠順によって、作戦を替えられる器用さは、ハイレベルな戦いでこそ大きな武器になるだろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新- JRA最強の「幸運馬主」Dr.コパが語るヤナガワ牧場「大成功」秘話!キタサンブラック、コパノリッキーが誕生したのは「〇〇」のおかげ?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「体重超過」大江原比呂が1日でダイエット成功!岩田望来や西村淳也も悩んだ過酷な体重管理
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA 鼻血を出しながら未勝利馬が初勝利! ウオッカ、オルフェーヴルら過去の名馬も苦しんだ難病、サラブレッドに及ぼす鼻出血の影響が人間と決定的に異なる理由とは
- 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 武豊騎手が「菜七子ルール」に違和感。JRAが来年3月から導入する女性騎手「優遇」にレジェンドからの警鐘
関連記事
JRA天皇賞・秋「横山典弘スワーヴリチャード」情報に疑問? デムーロ「美浦」横山「栗東」寄りの兼ね合い?
JRA天皇賞・秋(G1)登録馬決定!「牝馬最強」アーモンドアイVS「悲願」ダノンプレミアム第2ラウンド!! 新星サートゥルナーリア、復活を誓うワグネリアンなど
天皇賞・秋(G1)アーモンドアイ「態勢整いつつある」サートゥルナーリア「前走の疲れなし」リベンジ懸ける「アノ馬」に“激走”の気配【2週前追い切り、まとめ】
JRA天皇賞・秋(G1)武豊「大外刈り事件」再び!? 昨年「批判殺到」マカヒキとのコンビ決定に、アーモンドアイ陣営ら戦々恐々?
JRAインディチャンプ「天皇賞・秋」へ布石!? 毎日王冠(G2)“あえて”の1800m挑戦に「ここで走れれば、今後の幅が広がる」