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【コックスプレート(G1)展望】大本命リスグラシューVS世界の女傑!日本馬の2週連続「豪G1」制覇へ「自分の競馬さえ出来れば勝てる」

 不気味なのが、不死鳥のようによみがえった感のあるブラックハートバート(セン9歳、豪・L.スミス厩舎)だ。

 昨年、2017年のフューチュリティS(G1)から1年以上、勝利に見放されたまま引退。ブラックハートバートの競走生活は終わったように思えた。しかし、今夏に引退を撤回して現役復帰。復帰戦、2戦目と大敗したが、2走前のアンダーウッドS(G1)で復活のG1制覇。前走のコーフィールドS(G1)でも2着に好走するなど、全盛期の力を取り戻している。

 地元豪州の強豪アヴィリオス(セン5歳、豪・J.カミングス厩舎)もチャンス十分な一頭だ。

 これまで1600m、2000m、2400mと幅広い距離でG1・3勝。特に不良馬場では無類の強さを誇るアヴィリオス。前走のコーフィールドS(G1)こそ4着に敗れたが、良馬場でも戦えることを証明した一戦だった。雨が降って馬場が渋るようなら、一気に本命候補へ浮上する。

 他にも、前走スプリングチャンピオンS(G1)2着で調子を上げているカステルヴェッキオは49.5kgでの出走が驚異だ。日本のクルーガーは最強女王ウインクスに食い下がったクイーンエリザベスS(G1)の内容が光る。かつての歴史的短距離馬と同じ名前のケープオブグッドホープも、移籍初戦となったコーフィールドS(G1)を勝利しているだけにチャンス十分か。

 オーストラリアの中距離王を決めるコックスプレート(G1)は、26日の日本時間14時55分に発走予定。日本馬による2週連続G1制覇が期待される。

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