JRA天皇賞・秋(G1)頂上決戦!アーモンドアイVSサートゥルナーリア、勝つのはどっちだ?究極の徹底検証でわかった衝撃の事実!
■ローテーション
6月以来約4か月ぶりのレースとなるアーモンドアイだが、それよりも長い休養で秋華賞を勝利しており、休み明けの不安は皆無。神戸新聞杯以来となるサートゥルナーリアも間隔としては理想的。ここは甲乙つけがたいところで引き分け。
〇アーモンドアイ
〇サートゥルナーリア
■血統
2頭の父親はロードカナロア。父の産駒は1200~2400mで重賞勝ち馬がいるように幅広い適性がある。となると血統は母系を比較することになる。アーモンドアイの母はフサイチパンドラ。現役時は札幌記念を勝利し、エリザベス女王杯を繰り上がりで優勝。ヌレイエフの肌にサンデーサイレンスを父に持つ良血馬だ。産駒に活躍馬はいなかったが、アーモンドアイの活躍で一躍脚光を浴びた。
サートゥルナーリアの母は日米オークスを制したシーザリオ。兄にジャパンカップを勝ったエピファネイアやリオンディーズなど活躍馬がズラリ。ロードカナロアの父キングカメハメハ、シーザリオの父スペシャルウィークともに東京コースを得意としており、産駒も活躍馬が多数。サドラーズウェルズの肌にサンデーサイレンス産駒スペシャルウィークというクラシック血統で、母の現役時代の成績からも、スケールという意味ではこちらが上か。
×アーモンドアイ
〇サートゥルナーリア

■状態
国枝調教師やルメールのコメントを見る限り、アーモンドアイは次走のジャパンカップか香港を意識した仕上げの印象。ルメールも「80%」とコメントしているし、国枝調教師も「秋華賞と同じぐらい。天皇賞の後はもっと良くなる」とのこと。それでも最終追い切りは馬なりで並走馬を突き放しており、力を出せるといっていいだろう。
サートゥルナーリアは1週前まで状態が上がらず回避の話もあったという。そこから体調が急上昇して出走にこじつけたが、万全の状態ではないという話だ。ここ一か月で9本の時計を出しているが、強めに追ったのは一度のみ。追い切りは前走の方が動いていたとの声もあり、絶好調とは言えないようだ。80%とはいえ順調に調整できたアーモンドアイが優位といえるだろう。
〇アーモンドアイ
×サートゥルナーリア
■枠順と脚質と展開
アーモンドアイは1枠2番に入った。この枠は過去10年で1勝、2010年にブエナビスタが勝利して以来未勝利だ。周知のとおり東京芝2000mは外枠が不利。過去10年で未勝利の7~8枠よりはずっとマシだろう。同馬は出遅れ癖もありスタートが鍵。今の東京コースは外側が伸びるので、ゲートを出て中団よりも前に付け、内に閉じ込められずスムーズに外へ出せるかもポイント。
サートゥルナーリアは5枠10番に入った。5枠は過去10年で1勝のみだが、4~6枠で7勝していることを踏まえれば有利といっていいだろう。同馬は前に行ってもよし、抑えてもよしと展開に左右されない脚質。さらにスタートが上手なのも、スタートしてすぐにコーナーがやってくる東京芝2000mでは大きなプラス要素だ。枠順と脚質、そしてスタートの上手さを比較するとサートゥルナーリアが一歩リードしている。
×アーモンドアイ
〇サートゥルナーリア
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