GJ > 競馬ニュース > JRA「世界からの孤立」  > 2ページ目
NEW

JRA日本「世界からの孤立」に現場から疑問の声続々……ジャパンC(G1)「外国馬ゼロ」を招いたのは超高速馬場だけではない

【この記事のキーワード】, , ,

 実際に現役最強馬アーモンドアイを管理していることで有名な国枝栄調教師などは、以前から米国などで導入されているゲートボーイ(馬のゲート入りを手助けするスタッフ)の導入を提唱している。現在の日本競馬はゲート入りもレースの一部として考えられており、公正確保から必要最低限の対応だけに終始しているのが現状だ。

「JRAからすれば、レース中継を行う各局との兼ね合いもあり、とにかく時間通りにレースが行われることを最優先している節があります。海外では馬優先主義というか、例えば馬がゲートに入りたがらなければ、かなり長い時間待つことも厭いませんが、日本はプログラムの都合もあって、とにかく急かしますよね。

実際に、強引なやり方でゲートに入れられた馬が、余計に興奮して大きく出遅れることもありますし、現場からも現状に否定的な意見が聞かれることも珍しくないです。それもルールと言われれば、それまでですが……」(別の記者)

 JRAは2013年、審議や降着に関するルールを国際基準と照らし合わせ大幅に変更。6年経った今でも度重なる議論を呼んでいるが「日本が世界と足並みをそろえる」という主張には、一定の正当性がある。

 しかし、ならばこそ「世界」を見習うべき点は、他にも数多くありそうだ。このままでは、自ら進んで“孤立”の道を歩んだと認識されても仕方ないはずだ。

JRA日本「世界からの孤立」に現場から疑問の声続々……ジャパンC(G1)「外国馬ゼロ」を招いたのは超高速馬場だけではないのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 競馬界に”2世騎手”たちが続々参入中! 息子たちは偉大なる父を超えることができるのか?
  6. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛