【中日新聞杯(G3)展望】C.スミヨン・O.マーフィー騎手参戦! サトノソルタス、タニノフランケル、ラストドラフトの3つ巴か⁉

 重賞2勝目を狙う3歳馬がラストドラフト(牡3、美浦・戸田博文厩舎)だ。

 2歳の新馬戦、3歳の京成杯(G3)と連勝し、クラシック路線には乗れたものの弥生賞(G2)と皐月賞(G1)で7着と見せ場を作ることもできなかった。そのまま休養に入り、秋初戦はオクトーバーS(OP)に出走。1番人気に推されるも8着と惨敗。春から悪い流れが続いている。

 しかし、ここは叩き2戦目ということもあって上積みは見込めるはず。重賞を勝っていることもあり、そのときの勢いを取り戻すことができれば2勝目の重賞勝ちもあり得る。今回はC.ルメール騎手からO.マーフィー騎手への乗り替わりということもプラスに働くのではないか。

 同じく3歳馬で重賞タイトルを手にしたいのがマイネルサーパス(牡3、美浦・高木登厩舎)だ。

 春はプリンシパルS(OP)から始動するも9着。運よく日本ダービーの出走権を得るが11着と大敗する。だが、続くラジオNIKKEI賞(G3)では2着と好走し、オープン入り。秋初戦のオクトーバーS(OP)は5着と掲示板を確保。前走のアンドロメダS(OP)で3勝目を挙げる。

 古馬との混合戦で勝利を挙げているのは大きい。重賞タイトルを惜しいところで取り逃しているので、ここで重賞初制覇を挙げたいところだろう。

 その他、近2走は今一つの成績だが、昨年夏から今年の春まで3勝2着3回と好成績を残したアイスバブル(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)や、同じく春を2勝3着2回と好走したアイスストーム(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)も見逃せない。

 来年の中距離路線を占うポイントとなる一戦。荒れるハンデ戦を制するのは誰だ。発走は15:35予定だ。

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