真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.20 11:17

【徹底考察】神戸新聞杯(G2) エアスピネル「宿敵サトノダイヤモンドに完敗した日本ダービーと同じ2400m。それでも武豊が『正攻法』で挑むであろう理由とは」
監修=下田照雄(栗東担当)
必ずしも強い馬だけが上位に来るわけではないのが競馬である。その上、中山の2000mと東京2400mでは問われる資質が異なるため、二冠馬でさえ何年に一度の割合でしか出現しない。にもかかわらず、今年は勝ち馬こそ異なったが上位5頭が同じ顔ぶれだった。
それは単純に『BIG5』が世代で抜けた能力を持っているというだけでなく、皐月賞と日本ダービーが共に「極めてハイレベルなレース」だったからだ。
1000mの通過が58.4秒というハイペースで、皐月賞として初めて1分57秒台に到達した今年のクラシック第一弾のレベルを疑う者はいないはずだ。見た目の壮絶さも然ることながら、実際に大敗を喫した馬たちでさえ、後々のレースで強い内容を見せている。
しかし、その一方で日本ダービーに関してはレースこそ迫力のある内容だったが、1000mの通過は60秒と特別速くなく、レースのそのものの上がりや全体の時計にしても歴代の日本ダービーと比較して派手さはない。
昨年、歴代1位の評価を受けたドゥラメンテのダービーが2分23秒2のレコードだったが、今年のダービーはそれよりも0.8秒遅い2分24秒である。
だが、だからといって今年の日本ダービーのレベルが低いというわけではない。むしろ近年で「最もハイレベル」と述べても決して過言ではないはずだ。それは近年のラスト1000m(5ハロン)の「ラップ」及び「タイム」を比較すれば明らかである。
Ranking
23:30更新「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
「上村先生やったらしゃあない」最高額1億円馬は熱血調教師の“情熱爆発”で誕生!? ベラジオオペラ陣営の爆笑エピソード【特別インタビュー】
皐月賞(G1)超新星ベラジオオペラを巡る「絆」のサクセスストーリー。JRA未勝利馬主が大勝負に出た理由、そして運命の出会い【特別インタビュー】
- 宝塚記念(G1)ベラジオオペラが武豊×ドウデュース「1強」に待った!「チーム・ベラジオ」が成し遂げた快挙と、陣営ならではのホンネ【特別インタビュー】
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【再掲】超新星ベラジオオペラを巡る「絆」のサクセスストーリー。JRA未勝利馬主が大勝負に出た理由、そして運命の出会い【特別インタビュー】
関連記事
【徹底考察】神戸新聞杯(G2) サトノダイヤモンド「今春の『最強世代No.1ホース』は何故、日本ダービーで敗れたのか。最後の最後で見せた原因不明の『斜行』を見極める」
【神戸新聞杯(G2)展望】ラスト一冠・菊花賞(G1)に向けて世代を牽引する『BIG5』のサトノダイヤモンドとエアスピネルが激突!
武豊騎手が「メッチャいい!」ついに『JRA全G1完全勝利』の大記録達成なるか!?日本競馬のレジェンドがデビュー間近のエアスピネル全弟を大絶賛!
最後の一冠『菊花賞の行方を占う』特別編「ついに出揃った『5強』の秋ローテ!エアスピネルは武豊騎手と共に菊花賞へ」
史上唯一の日米オークス馬シーザリオを巡る「血のドラマ」。息子リオンディーズのライバルに同世代のエアスピネルを超える「超大物」参戦も