GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】エアスピネル  > 5ページ目
NEW

【徹底考察】神戸新聞杯(G2) エアスピネル「宿敵サトノダイヤモンドに完敗した日本ダービーと同じ2400m。それでも武豊が『正攻法』で挑むであろう理由とは」

≪結論≫

『考察』で述べた通り、エアスピネルが日本ダービーで見せたパフォーマンスは非凡なものであり、2400mに不安がある馬の走りではない。それは今年の日本ダービーのラップの推移を見れば明らかだ。

 今回の神戸新聞杯が、日本ダービーのような厳しい流れになる可能性は低く、先行勢にとって壊滅的な流れだった春二冠でサトノダイヤモンドに完敗した本馬だが、ここでは想像以上の粘りを見せる可能性は十分にある。

 前哨戦ということもあり、下手な小細工はせずに正攻法で戦ってもらいたい。相手は強いが、この馬も強い。それは主戦の武豊騎手が最も深く理解しているはずだ。

 その上で怖いのが、極端な瞬発力勝負になりキレ負けしてしまうことか。しかし、現在の阪神コースは、日本ダービーの東京のように上がり33秒台が当たり前に出る馬場状態ではない。それに先週、今週と関西地方で降り続いている雨で時計が掛かる馬場になれば、瞬発力で劣る本馬にとっては占めたものだ。

 母エアメサイアは武豊の手綱で最後の一冠・秋華賞を制した名牝だが、前哨戦のローズSでも宿敵の一頭である桜花賞馬ラインクラフトを完封している。エアスピネルもまた、この神戸新聞杯から宿敵のサトノダイヤモンドを完封して本番に弾みをつけたいところだ。

【徹底考察】神戸新聞杯(G2) エアスピネル「宿敵サトノダイヤモンドに完敗した日本ダービーと同じ2400m。それでも武豊が『正攻法』で挑むであろう理由とは」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……