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2016.10.10 08:02
大阪杯G1昇格に伴いボーナス最大2億円の「春古馬三冠」が新設。現時点で三冠達成の可能性があるのは「あのスターホース」だけ?
編集部
実際に昨秋、この3連戦を皆勤したのはラブリーデイ、ラストインパクト、アドマイヤデウス、ワンアンドオンリーの4頭のみ。3カ月でG1を3連戦する過酷な戦いだけに、多くの一線級の馬が別路線や、1レースや2レース参加するだけに留めている。
「2億円のボーナスは確かに魅力です。ですが、それ以上に各陣営は古馬三冠を狙えるような有力馬にダメージが残ることを危惧して、秋古馬三冠のフル参戦を敬遠する傾向があります。実際に、昨年最も秋古馬三冠に近い成績を残したラブリーデイは今年になって精彩を欠いていますし、一昨年に挑戦した3頭の内、ジェンティルドンナは有馬記念で引退。エピファネイアとフェノーメノも年明け初戦で故障して、引退を余儀なくされています」(競馬記者)
確かにすでに9月のオールカマー(G2)に出走したゴールドアクターやマリアライト、京都大賞典(G2)から始動するキタサンブラックら有力候補は早々に天皇賞・秋の回避を表明。今年も秋古馬三冠を本気で狙いに行く陣営は限られそうだ。
しかし、実際に来年から春古馬三冠が設立されれば、有力馬を抱える各陣営はどう動くのだろうか。
実はこれまでの歴史で大阪杯、天皇賞・春、宝塚記念を3連勝した馬は存在しない。春古馬三冠が設立されていなかったからという理由は成り立つ。だが、秋古馬三冠の「2000m→2400m→2500m」と比較して、春古馬三冠の「2000m→3200m→2200m」の3連勝はあまりにハードルが高い。
過酷な3連戦に耐えられるタフさは当然として、相当な距離の融通性と、距離不安をカバーできる他を圧倒するような能力の持ち主でなければ、到底達成できるものではないのだろう。
だが、春古馬三冠達成にまったく現実味がないわけでは決してない。
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