真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.10 08:02

大阪杯G1昇格に伴いボーナス最大2億円の「春古馬三冠」が新設。現時点で三冠達成の可能性があるのは「あのスターホース」だけ?
編集部
無論、菊花賞が終わっていない現段階で、来年の天皇賞・春の勝ち馬を推測するのに無理があることは百も承知だ。だが、順当に考えてまず名前が挙がるのは、菊花賞の最有力候補と呼び声の高い皐月賞馬ディーマジェスティと、日本ダービー2着のサトノダイヤモンドだろう。
この2頭が来年本格化すれば、有力な候補になることは間違いない。しかし、ディーマジェスティとサトノダイヤモンドは共に、すでに来年の凱旋門賞挑戦が検討されている。そのような状況で、春シーズンを過酷な古馬三冠ロードで戦う可能性は低いと述べざるを得ない。
おそらくはドバイ、もしくは欧州などに遠征して海外遠征の経験を積ませる選択が濃厚であり、ましてや関東馬であるディーマジェスティにとって3戦連続の関西遠征のデメリットは決して小さいものではないだろう。秋古馬三冠が関西馬にとって不利である代わりに、春古馬三冠は関東馬にとって遠征続きの3連戦となる。
従って、今秋の菊花賞で3000mだけでなく2000mクラスもOKな”超新星”の関西馬でも現れない限り、来年の春古馬三冠で可能性があるのはキタサンブラックただ一頭ということになる。
無論、あくまで現実的での話だが、この取り決めで今や競馬界を代表するスターホースになったキタサンブラックが現役続行、そして国内に専念してくれるのなら、とりあえず春古馬三冠の意義は果たせたといえるのかもしれない。
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る