真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.16 16:10
『史上最強世代・最終章』最後に笑うのは「2強」か「新勢力」か……「強い馬が勝つ」菊花賞(G1)に競馬界の将来を担う素質馬が集結!
編集部
2月のきさらぎ賞(G3)を異次元の走りで圧勝した際は「世代No.1」の呼び声も高かった。ところが続く皐月賞では1番人気に推されながらも3着、日本ダービーでも2着に敗れ、まさかの無冠で春シーズンを終えた。
前走の神戸新聞杯(G2)では、単勝1.2倍とセントライト記念のディーマジェスティを上回る人気。こちらも最後はミッキーロケットにクビ差まで迫られたが、手応えには最後まで余裕があった。ラスト一冠に向けて、まずは順調なスタートを切ったといえるだろう。
栗東のCウッドコースで行われた1週前追い切りでは、昨年の日本ダービー2着馬サトノラーゼンを相手に3馬身先着。6ハロン81.4秒、ラスト11.5秒と抜群の動きを見せた。見守った池江調教師は「使ってからの上積みは大きい」と納得の表情。「ここはなんとかしたい」と改めて力を込めた。
最大の課題は3000mという距離だ。師も「問題はそこ」と応え「ベストではない」としながらも、騎手の腕や厩舎の技術力など全陣営の力を結集してカバーすると誓った。京都は圧巻の競馬をしたきさらぎ賞と同じ舞台。あの時の底知れないスケールを感じさせた走りを再現できれば「世代の頂点」に立てるだけの器であることは間違いないだろう。
ただ、「崖っぷち」という意味でサトノダイヤモンドよりも鬼気迫っているのが、エアスピネル(牡3歳、栗東・笹田和秀厩舎)だろう。
朝日杯フューチュリティS(G1)で1番人気に推されながらも2着に敗れてから、はや5戦。エアスピネルが長いトンネルに入っている。その間、「2着→3着→4着→4着→5着」と一戦ごとに着順を落とし、前走の神戸新聞杯ではついに春の勢力図を逆転されてしまった。
PICK UP
Ranking
17:30更新- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- テーオーロイヤル、ドゥレッツァの骨折も無関係ではない!? タイムトライアルのような京都の高速馬場…宝塚記念前の「怪時計連発」に懸念の声
- JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- クロノジェネシス元主戦が「油断騎乗疑惑」で騎乗停止処分!ノーステッキ楽勝ムードからまさかの敗戦…「後味の悪さ」残る結果もキズナ産駒の素質馬がデビュー勝ち
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?