海外馬券第二弾。カレンミロティック出走のメルボルンカップ有力馬プレビュー
ウィックロウブレーヴ(8歳セン馬・55kg・16倍)
勝っている距離が2800m~3400mという筋金入りのステイヤー。2016年はオーモンドS(G3)でキングジョージ3着のダートマス相手に僅か及ばず2着や、ビッグオレンジの勝ったグッドウッドカップ(G2)で4着など勝ち切れないレースが続いた。しかし、前走欧州競馬を驚かせた愛セントレジャー(G1)。2着に破ったのは欧州最強ステイヤーとして君臨し、凱旋門賞でも3着だったオーダーオブセントジョージ。ハンデ55kgはこのメンバー相手なら悪くない。このオッズなら狙いたい1頭。
アルムーンキス(7歳牡馬・53.5kg・18倍)
昨年のメルボルンCは53kgで約7馬身差の18着と大敗。2015年最後となった3200mのリステッドレースを勝利してシーズンを終えた。
2016年は苦戦が続き9戦0勝。G1も好走できていなかったが、前走のコーフィールドカップ(G1)では54kgでジャメカから4馬身1/4差の4着。昨年もきっちりやられているように、前走は少し良くなったとはいえ力が戻ったというような感じではない。斤量も僅かだけど増えるため、強くは推しにくい。
エクソスフェリック(5歳牡馬・55kg・18倍)
豪州移籍をしてエクソスフィアから名前が変わり、移籍初戦は前走コーフィールドカップ(G1)を55.5kgで3馬身3/4差の3着と上々のスタート。今年初戦のジョッキークラブS(G2)は前年の英セントレジャーを勝ったシンプルヴァースやビッグオレンジを相手に4馬身差圧勝。
その後は勝ち切れず、G1だと英国際Sでポストポンドから4馬身半差の5着。英国だと少し足りなかったが、強い馬とも戦っている経験は魅力的。この距離は初めてなので、それがどう出るかだろう。
ギャランテ(6歳セン馬・53.5kg・50倍)
人気薄だがピックアップ。2014年のパリ大賞(G1)を勝ち、期待されたもののニエル賞(G2)で6着後、暫く勝ち星から遠ざかった。
今年の4月に51.5kgの軽ハンデで望んだ3200mのシドニーカップ(G1)。スタートから先頭で逃げ切り、久々の勝利を飾った。前走はムーニーヴァレーのG2で7着と大きく崩れたが、前々走はコーフィールドのG3でジャメカが55.5kgに対し58.5kgで3馬身3/4差の2着。実績は十分。ハンデ差を考えれば一発あるか?
PICK UP
Ranking
5:30更新- JRA「1番人気はいらないから1着だけ欲しい」あまりにも有名なダービーの名言、武豊やサイレンススズカも歯が立たなかった二冠馬の圧逃劇
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!