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いざ、頂上決戦へ!武蔵野S(G3)は伏兵タガノトネールがレコードで快勝!「屈辱の乗り替わり」から這い上がった田辺裕信騎手がリベンジに向けて虎視眈々

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 さらに3着したカフジテイクの津村明秀騎手が「レコードタイムの割には、少し遅く感じられる流れ」と語っていたように、この日の東京ダートは楽にタイムが出てしまう馬場コンディションであったようだ。

 タガノトネールの鞍上・田辺裕信騎手は、積極性に満ちていた。

 長い直線が控える東京コースにもかかわらず、前を走るドリームキラリの手応えがわずかに鈍った途端に先頭に躍り出る。先頭で直線に入ったタガノトネールは入り口でスッと後続を突き放すと、3馬身のリードを築いた。

 手応え十分で内ラチを頼りに粘り込みを図るタガノトネール。十分なリードを保ったまま残り400mのハロン棒を通過するその走りは、今春の安田記念(G1)で渾身の逃げ切りを見せたロゴタイプの騎乗と重なるものがある。

 奇しくも「8番人気の伏兵」だったこともロゴタイプと同じ。そして、ロゴタイプがG1を2勝している実力馬であったように、タガノトネールも昨年のこのレースの2着馬。それも57㎏で55㎏だったモーニンに先着している実力馬だ。

 そんなことに気付く頃には残り200mのハロン棒も通過しており、すでに大勢は決している。2番手に浮上したゴールドドリームも必死に追いすがったが、やはり田辺騎手を楽に逃がすと”手痛いツケを支払うはめになる”ことを改めて思い知らされたのではないだろうか。

「逃げることも考えていましたが、柔軟に対応する気でした。上がりが切れるタイプではないので、直線に入る手前から早めに追い出しました。馬場もありましたがレコードを出したのは立派です。次も楽しみです」

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