GJ > 競馬ニュース > 伏兵タガノトネール  > 2ページ目
NEW

いざ、頂上決戦へ!武蔵野S(G3)は伏兵タガノトネールがレコードで快勝!「屈辱の乗り替わり」から這い上がった田辺裕信騎手がリベンジに向けて虎視眈々

【この記事のキーワード】, ,

 さらに3着したカフジテイクの津村明秀騎手が「レコードタイムの割には、少し遅く感じられる流れ」と語っていたように、この日の東京ダートは楽にタイムが出てしまう馬場コンディションであったようだ。

 タガノトネールの鞍上・田辺裕信騎手は、積極性に満ちていた。

 長い直線が控える東京コースにもかかわらず、前を走るドリームキラリの手応えがわずかに鈍った途端に先頭に躍り出る。先頭で直線に入ったタガノトネールは入り口でスッと後続を突き放すと、3馬身のリードを築いた。

 手応え十分で内ラチを頼りに粘り込みを図るタガノトネール。十分なリードを保ったまま残り400mのハロン棒を通過するその走りは、今春の安田記念(G1)で渾身の逃げ切りを見せたロゴタイプの騎乗と重なるものがある。

 奇しくも「8番人気の伏兵」だったこともロゴタイプと同じ。そして、ロゴタイプがG1を2勝している実力馬であったように、タガノトネールも昨年のこのレースの2着馬。それも57㎏で55㎏だったモーニンに先着している実力馬だ。

 そんなことに気付く頃には残り200mのハロン棒も通過しており、すでに大勢は決している。2番手に浮上したゴールドドリームも必死に追いすがったが、やはり田辺騎手を楽に逃がすと”手痛いツケを支払うはめになる”ことを改めて思い知らされたのではないだろうか。

「逃げることも考えていましたが、柔軟に対応する気でした。上がりが切れるタイプではないので、直線に入る手前から早めに追い出しました。馬場もありましたがレコードを出したのは立派です。次も楽しみです」

いざ、頂上決戦へ!武蔵野S(G3)は伏兵タガノトネールがレコードで快勝!「屈辱の乗り替わり」から這い上がった田辺裕信騎手がリベンジに向けて虎視眈々のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  4. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!