GJ > 競馬ニュース > アーモンドアイ「8冠忖度」疑惑に…  > 3ページ目
NEW

JRA天皇賞・秋(G1)アーモンドアイ「8冠忖度」にガッカリ……!? 「ノーザン系」サリオス、サートゥルナーリア相次ぐ回避で問われる大記録の価値

【この記事のキーワード】,

JRA天皇賞・秋(G1)アーモンドアイ「8冠忖度」疑惑にガッカリ……!? 「ノーザン系」サリオス、サートゥルナーリア相次ぐ回避で問われる大記録の価値の画像4

 そんな“雑音”を払拭すべく、安田記念(G1)に駒を進めたアーモンドアイだったが、1つ年下の女王グランアレグリアに完敗……。皮肉にもグランアレグリアは、アーモンドアイの主戦ルメール騎手から乗り替わった馬だった。

「安田記念でグランアレグリアに2馬身半差の完敗を喫したこともあって、今のアーモンドアイには、昨年までのような絶対的な強さを感じられないのが正直なところ……。一部のファンからは、すでにパフォーマンスが下降線を辿っているという指摘もあります。

その一方で、今年はノーザンファーム生産ではない(つまりは“使い分け”できない)コントレイルと、デアリングタクトがそれぞれ無敗で春二冠を達成するなど、アーモンドアイを負かす可能性がある下の世代の実力馬が台頭しています。

そうなるとアーモンドアイが、コントレイルやデアリングタクトと戦わずして8冠を達成できるのが、今回の天皇賞・秋なのです。クラブ規約によって、今年一杯で引退する可能性が高い本馬が大記録を達成する最大にして、最後のチャンスと言われています」(同)

 そういった背景がある上で、ノーザン所属のサートゥルナーリアやサリオスが次々と天皇賞・秋を回避するのなら、ファンが「アーモンドアイ忖度」を邪推するのも当然か……。

 今春、アーモンドアイが7冠を達成した際、多くのメディアが「コロナ禍で、ファンに元気を届ける勝利」と称賛した。無論、それは競馬を行う上で極めて重要な役割だ。

 だが、仮にアーモンドアイが今秋の天皇賞で、前人未到の8冠を成し遂げたとして、果たしてこのような“お膳立て疑惑”の上に達成された記録で、本当に多くのファンは満足し、元気を得るのだろうか。

 小細工無用のガチンコでたどり着いてこそ、アーモンドアイは「本当の意味」での称賛を受けるに違いない。

JRA天皇賞・秋(G1)アーモンドアイ「8冠忖度」にガッカリ……!? 「ノーザン系」サリオス、サートゥルナーリア相次ぐ回避で問われる大記録の価値のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  8. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……