JRA【オールカマー(G2)展望】「仕上がりに疑問符」フィエールマンVS「中山巧者」ミッキースワロー! 1年8か月ぶりの皐月賞3着馬も虎視眈々

 G1で3回の2着という実績を持つカレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)も上位人気が予想される。実戦は2月の京都記念(G2)2着以来、7か月ぶり。

 春はドバイに遠征したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、レースを迎えることなく帰国した。夏場は北海道で休養し、久々でも成長したところを見せつけたい。

16日(水)の1週前追い切りは、美浦坂路で52秒2-12秒7と好時計をマーク。秋の大舞台を前に是が非でも重賞タイトルを獲っておきたいところだろう。

 他には、ステイゴールド産駒の2頭も侮れない。ステイフーリッシュ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)は、G2では3戦連続馬券圏内に好走するなど、堅実さが売り。田辺騎手との初コンビで実績上位陣を驚かすことはできるか。

 昨年のこのレースで5着のクレッシェンドラヴ(牡6歳、美浦・林徹厩舎)もステイゴールド産駒。前走は得意の福島で七夕賞(G3)を制し、充実度は昨年以上。11戦連続となる内田博幸騎手とのコンビで一発を狙う。

 今回が2度目の重賞挑戦というサンアップルトン(牡4歳、美浦・中野栄治厩舎)も虎視眈々。重賞初挑戦の前走日経賞(G2)は優勝したミッキースワローに0秒4差の4着と健闘した。5戦連続で上がり最速をマークするなど末脚は重賞級だ。大ベテラン柴田善臣騎手を背に主役の座を狙う。

 有力馬のほとんどが休み明けで臨む一戦は、まさに難解そのもの。秋の大舞台に向け、幸先の良いスタートを切るのはどの馬か。1着馬には天皇賞・秋(G1)の優先出走権が与えられるオールカマー(G2)は、27日(日)の15時45分発走予定だ。

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