JRA川田将雅「歌舞伎マスク」は市川海老蔵プロデュース!? ローズS(G2)“隈取マスク”初登場に「怖い」の声も、本人が明かした意外な理由
20日、中京競馬場で行われた秋華賞トライアル・ローズS(G2)は、3番人気のリアアメリア(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)が2馬身差の快勝。昨年のアルテミスS(G3)以来となる重賞2勝目を飾った。
この日の川田将雅騎手は、これまでのリアアメリアのイメージを覆すような積極策だった。2番手から楽に抜け出した勝利は、昨年の阪神ジュベナイルF(G1)で1番人気だった素質馬が復活を告げる狼煙となったに違いない。
また、勝利騎手インタビューでも「デアリングタクトに挑戦できるだけの器だと思っていますので、精一杯挑んで行けたらと思います」と饒舌に語り、女王デアリングタクトへ強烈な挑戦状を叩きつけた川田騎手。
ただ一方で、ファンが注目したのは川田騎手が付けているマスクの「マーク」だったようだ。
赤と黒で描かれた歌舞伎の化粧のようなマークに、ネット上の競馬ファンもSNSや掲示板を通じて「変わったマーク付いてるな」「永谷園のやつだ!」「そのマスク売ってほしい」など敏感に反応。
中にはバラエティ番組などを通じて、競馬界きっての“ドSキャラ”として知られている川田騎手だけに「川田さんのマーク、なんか怖い」「自分で怖いキャラ自覚してるのかも……」といった声もあった。
「あれは隈取(くまどり)という歌舞伎の化粧ですね。川田騎手はずっと以前から自分のトレードマークとして使用していて、マスクの他にも愛用のアンダーシャツ、ジャンパーなどにもお馴染みのマークがデザインされています」(競馬記者)
『ウマジン.net』のインタビューによると、独特の隈取マークは「代々伝わる歌舞伎の伝統のように、我が家で受け継がれている競馬人の血脈を大事にしたいという思いで取り入れています」とのこと。佐賀競馬で騎手や調教師として活躍した曾祖父や父との絆を大切にしているようだ。
「川田騎手の隈取マークのデザインをしているのは、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんだとか。もう10年以上も昔から隈取りをされているそうです。
川田騎手と海老蔵さんといえば、妻の小林麻央さんが亡くなった際には、福永祐一騎手と共に励ましに自宅を訪問するほどの間柄。海老蔵さんは昨年、趣味の競馬を卒業されたそうですが、それでも川田騎手との交流は続いているようですね」(別の記者)
昨年は重賞15勝と大レースで大暴れした川田騎手だが、今年はここまで4勝。重賞勝利は3月のオーシャンS(G3)を最後に25連敗だった。
新型コロナウイルスの影響もあって、競馬中継の勝利騎手インタビューに登場すること自体が久々であり、マスク姿も初だったため、ファンにとっては大きな注目の的になったようだ。