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2016.11.22 08:51
【徹底考察】ジャパンC(G1) ゴールドアクター「昨年の有馬記念馬の『東京適性』は?飛躍のきっかけとなった2レースをプレイバック」
監修=永谷 研(美浦担当)
降雨の中で切られたスタートからまず飛び出したのはスズカデヴィアス。それにメイショウカドマツが続き、ゴールドアクターも外からポジションを上げて安定の3番手に取り付いている。
1000mの参考タイムは63.4秒。同日に芝1800mで行なわれた1000万下が61.4秒で推移しており、降雨の影響があるとはいえ、それよりも2秒遅いペースだったということだ。
とはいえ、これがそこまで重い馬場ではなかったことは、残り600m~200mまでが11.1秒‐11.2秒で推移したことが証明している。
さすがにラスト200mは11.9秒と止まったが、それでも3番手から抜け出して勝ったゴールドアクターの上がり3ハロンは34.1秒。3着のレーヴミストラルが最速の33.8秒で上がっており、レースの内容は紛れもないスローからの瞬発力勝負だったことがわかる。
【血統診断】

父スクリーンヒーローは、本馬ゴールドアクターとマイル王のモーリスを輩出したことで、グラスワンダーの後継種牡馬の地位を確立したことはもちろん、現在のロベルト系を牽引する立場となった。
ただ、本馬の場合、特異なのが母父のキョウワアリシバの存在だ。米国の2冠馬Alyshebaの血を引くこの血はほぼ絶滅といった状況で、オープン以上の現役馬でキョウワアリシバの血を持っているのは本馬だけだ。はっきりいって種牡馬として失敗したといえるキョウワアリシバだが、母の父としてゴールドアクターのような大物の輩出に貢献できたのは、血統的に明確な理由がある。
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