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【徹底考察】ジャパンC(G1) ゴールドアクター「昨年の有馬記念馬の『東京適性』は?飛躍のきっかけとなった2レースをプレイバック」


 ゴールドアクターは2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブに血統構成がよく似ており、キョウワアリシバはスティルインラブの母ブラダマンテの半弟にあたる。

 両者の母SulemeifにAlyshebaを配合したのがキョウワアリシバであり、ロベルトを配合したのがブラダマンテ。スティルインラブはそのブラダマンテとサンデーサイレンスとの組み合わせで、つまり「サンデーサイレンス×ロベルト」という血統構成だ。そして、それはゴールドアクターの父スクリーンヒーロー(ロベルト系×サンデーサイレンス)と同じである。

 従って本馬は血統的に突然変異として扱われがちだが、スティルインラブの例を鑑みれば、成功する根拠はあったということだ。まさに、キョウワアリシバの血を活かすための血統構成を編み出した北勝ファームの知恵の勝利といえる。

≪結論≫

『考察』で取り上げた2レースの内容からも、ゴールドアクターに東京コースに対する不安は「ほぼ存在しない」ことがわかる。血統的にはパワーに寄ったロベルト系だが、同じスクリーンヒーロー産駒のモーリスがそうであるように優れたパワーを持ちながらも、同時に瞬発力も兼ね備えている。この辺りは、スクリーンヒーローの母父がサンデーサイレンスであることが大きいのかもしれない。

 アルゼンチン共和国杯の内容からも雨にも瞬発力勝負にも目立った死角はなく、逆にハイペースで推移した場合の方がむしろ不安になるほど。だが、キタサンブラックが逃げる可能性が濃厚な今年のメンバー構成からペースが上がる可能性は低い。宝塚記念でキタサンブラックを焚きつけたトーホウジャッカルやワンアンドオンリーの姿もあるが、京都大賞典を見た限り、キタサンブラック自身にハナへのこだわりがなくなっていることもあり、再現性は薄い。

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