GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ゴールドアクター  > 2ページ目
NEW

【徹底考察】ジャパンC(G1) ゴールドアクター「昨年の有馬記念馬の『東京適性』は?飛躍のきっかけとなった2レースをプレイバック」


 1000mの通過は62秒。同日に芝1800mで行なわれた3歳500万下の1000m通過が59.6秒で推移していることからも、長距離戦らしいスローペース。それも、これは大逃げしたスーサングレートが刻んだタイムであり、ゴールドアクターら集団のペースはさらに1秒以上遅い。

 4コーナーを回って最後の直線に入る頃には馬群が固まっているが、これは後ろが追い上げたことに加え、前にいたスーサングレートが一杯になっていた。つまり、大逃げする馬こそいたが、レース自体は典型的な瞬発力勝負になったということだ。

 残り400mを切って、まず抜け出したのは2番手を追走していたサムソンズプライドだったが、ゴールドアクターも楽な手応えで追走。マッチレースになった残り200mで並びかけるとあっさりと交わして、先頭でゴールに飛び込んだ。

 ペースが遅かったとはいえ57.5㎏を背負いながら、3番手から上がり最速となる33.4秒の脚を使われては、他馬はお手上げだろう。同年の有馬記念を勝つ馬なのだから当然かもしれないが、1600万下でも完全に力が違った。

 続くアルゼンチン共和国杯は今回のジャパンCとは距離が異なるが、今週末は雨予報。同じ東京で雨が降り、重馬場で迎えたこのレースも参考になるかもしれない。

 休み明けを連勝して挑んだ初のG2だったが、ゴールドアクターはやはり56㎏を背負っている。これはすでにオープン実戦のあったスーパームーン(アルゼンチン共和国杯3着)やレコンダイト(目黒記念2着)の55㎏よりも重いハンデである。

 だが、それでもゴールドアクターは2.1倍の1番人気。この2走の内容は、すでに「重賞級」と判断されていたようだ。

【徹底考察】ジャパンC(G1) ゴールドアクター「昨年の有馬記念馬の『東京適性』は?飛躍のきっかけとなった2レースをプレイバック」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは