JRA京王杯2歳S(G2)フジテレビ「10万馬券サイン」2時間放送に感動の嵐!? サッカー・ルヴァン杯決勝中止で異例の「ディープインパクト」トレンド入り
7日、東京競馬場で行われた京王杯2歳S(G2)は2番人気のモントライゼが勝利したものの、1番人気のリフレイムが5着に敗れたこともあって、三連単が11万5050円と10万馬券を超える波乱の結果となった。
その立役者が9番人気ながら2着に激走したディープインパクト産駒のロードマックス(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
最後の直線では後方からメンバー最速の33.7秒と、父譲りの豪脚を発揮してライバルたちを飲み込んだロードマックス。レース後には、鞍上の岩田望来騎手も「道中は馬の後ろで我慢できて、追い出してからもよく伸びている」と相棒の末脚を賞賛している。
9番人気の低評価ながら、勝ったモントライゼにクビ差まで詰め寄るなど、多くのファンを驚かせたロードマックス。だが、激走の“予兆”はレースの事前に示唆されていたという。
「実は、今日はサッカーのルヴァン杯決勝が行われる予定でしたが、柏レイソルが新型コロナウイルスに集団感染したため、急遽中止に……。試合を中継する予定だったフジテレビでは13時から15時頃まで、替わりに(スティーブン)スピルバーグ監督の映画『ディープ・インパクト』が放送されていました。
もちろん競馬とは無関係ですが、それを知ったファンの中には『サイン』だと受け止めてロードマックスの馬券を買った人がいたようですね。この日は阪神でファンタジーS(G3)も行われましたが、ディープインパクト産駒は京王杯2歳Sのロードマックスだけでした」(競馬記者)
そんな影響もあって、Twitterでは『ディープインパクト』がトレンド入り。「何度見ても泣ける」「久々に見たけど、いい映画」など純粋に感動したファンも多かったようだが、ちょうど競馬の時間と重なっていたからか「馬のことかと思ったら映画の方か」「何かのサインかも」という声も……これを馬券に活かしたファンもいたようだ。
ちなみに5番人気で3着したユングヴィも母の父がディープインパクト。これもファンタジーS、京王杯2歳Sの出走馬では本馬だけだっただけに、効果抜群のサインとなったようだ。