真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.14 09:48
「16冠ベビー」ソウルスターリングが楽勝で2歳女王に輝くも、藤沢和雄調教師が怪物の娘の「牡馬クラシック参戦」に消極的なワケとは
編集部
同じフランケル産駒のミスエルテが早くも牡馬に挑戦していることも然ることながら、ソウルスターリングの”壮大なスケール”ならば、2007年に日本ダービー(G1)を制したウオッカ以来の快挙が期待されてもおかしくはないからだ。
だが、これも藤沢調教師からすれば、おそらくソウルスターリングの高い能力がそうさせたというよりは、単純に「スピード不足により、マイル戦へ不安があった」のではないだろうか。
現に藤沢調教師は阪神JF(G1)をこれ以上ない最高の形で楽勝したというのに、予め登録しておいた牡馬クラシック参戦に早くも消極的な姿勢を見せている。
一見「では何故、わざわざ牡馬クラシックに登録したのか」という疑問が湧くが、もしソウルスターリングが阪神JFをスピード不足で惨敗した場合、翌年のクラシックは「マイルの桜花賞ではなく2000mの皐月賞に参戦する」つもりだったと考えれば合点がいく。
実際に藤沢調教師は2014年のフラワーC(G3)を勝ったバウンスシャッセで、適距離を求めて桜花賞をパスし、一線級の牡馬と戦うリスクを負ってでも皐月賞に参戦している。そして、その後は日本ダービーではなく、きっちりとオークスに進んでいるのだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
関連記事

【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」

【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」

【徹底考察】阪神JF(G1)ソウルスターリング「両親のタイトル獲得数16!『バケモノの子』の世界初G1制覇に必要なのは距離克服と『母父の血』!?」

話題の「16冠ベビー」ソウルスターリングが無敗で1冠目なるか!?大注目の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は例年以上のハイレベル!

「バケモノの子」ソウルスターリングが余裕の2連勝! すでにワールドワイドな活躍を期待される娘の次走は?














