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2016.12.14 10:02
香港の馬券売上が示した明確な「傾向」日本が国際競争を勝ち抜くために待望論があった同日の複数G1開催にファンが示した「答え」とは
文=浅井宗次郎
これらの現象は、やはり馬券購入者の「資金の分散化」が主な原因だろう。
つまり多くの馬券購入者にとって、1日(1週)で馬券に割ける予算は限られているということだ。単純にレースが増えたからといって、予算をオーバーしてまで馬券は購入しないということなのだろう。最初に自ら購入限度額を定めるネット上の馬券購入システムの影響もありそうだ。
また、同時に香港ヴァーズやスプリントの売上が特に伸び悩んだことを踏まえれば(時間帯的にJRAの開催レースと被っていたという原因もある)、競馬ファンにとって1日に複数のG1を開催することは、基本的に「賛成ではない」という傾向があるのかもしれない。
実際にネット上では今回の1日5レースのG1開催に対して「予想するのがめんどくさい」「バタバタしてて疲れる」「よくわからん馬が多過ぎた」といった否定的な意見も見て取れた。
その反面、武豊騎手がかねてから「日本でも同じ日に複数のG1を組んでほしい」と述べているように、ジャパンCを代表する日本の国際競走が米ブリーダーズCや香港国際競走などとの争いに勝ち残るために、数多くの競馬関係者やメディアから同日の複数G1の開催が求められている側面もある。
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