真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.03 21:47

マカヒキがムーア騎手とのコンビで京都記念へ。「ダービーを勝っても報われない」男泣きを見せた川田将雅の心中やいかに……
編集部
なにより、3歳馬の頂点であるダービー制覇に導いているという事実は大きい。乗り替わりが当たり前となった日本競馬界だが、近年のダービー優勝騎手を見渡しても優勝後に1度も騎乗しないまま鞍上が替わった例は皆無である。
誰を非難したいわけでもないが、川田騎手が不憫とも当然考えられる。そしてそれ以上に、川田&マカヒキのコンビを応援していた競馬ファンの気持ちはどうなってしまうのだろう? ファンは馬の所有者ではないとしても、馬券を通してある意味では馬主以上に切実な眼差しを投げかけているのである。
その昔、競馬通の詩人・寺山修司は自らの著作のなかで「私の考えだけを言えば、吉永正人は当代随一の名騎手である。(中略)馬主各位。調教師各位。もっと吉永に乗るチャンスを与えてやって下さい」(菊花賞十番勝負)と語り、自身が愛情を注いだ故・吉永正人騎手を応援した。確かに当時と比べて時代は変わったのかもしれないが、人の心自体はそう簡単に変わるものではないはずだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
関連記事
凱旋門賞敗戦のマカヒキ「年内休養発表」にガッカリの声も……最大の心配は「同じ道筋」を辿るアノ馬の二の舞?
マカヒキが凱旋門賞惨敗で「再評価」を受ける2頭。力を発揮して見どころの多いレースを見せた「先達」
マカヒキ惨敗で金子オーナーも「分からない」と呆然。日本競馬が「欧州制圧」を成し遂げるためには「凱旋門賞偏重」を捨てるべきなのか
【緊急企画】「千載一遇のチャンス」マカヒキが14着大敗……凱旋門賞で「何」があったのか。今年の日本ダービー馬は「本当に弱いのか」徹底検証
凱旋門賞の枠順決定!試練の「14番」となったマカヒキの「光明」は昨年の勝ち馬!? 「凱旋門賞未勝利」のC.ルメールは世界No.1騎手L.デットーリを超えられるか