JRA【特別寄稿】武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【年末GJ人気記事ぶった斬り!】

撮影:Ruriko.I

 毎週末恒例の【週末GJ人気記事ぶった斬り!】のコーナー。今回は年末年始ということで、【年末GJ人気記事ぶった斬り!】として2021年のGJ掲載記事で大きな反響があったニュースを振り返る特別編だ。

 いつもの下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!

JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】

ライター「A」:ウマ娘の大ヒットに、米ブリーダーズC制覇。競馬界にとって、今年は色々と嬉しいニュースが多かった1年だと思いますが、一方でマイネル軍団総帥・岡田繁幸さんの訃報は、多くの競馬ファンにショックを与えたニュースでした。

デスク「Y」:間違いなく、競馬史に残る訃報の1つだろうね。今は社台グループのノーザン1強の時代になって久しいけど、こうなったのも岡田総帥を始めとした非社台と切磋琢磨した関係があったからこそだもの。

ライター「A」:JRAからも2021年度表彰で、何らかの表彰があるかもしれませんね。記事では若き武豊騎手と岡田総帥のスーパークリークを巡るエピソードが語られています。

デスク「Y」:19歳の武豊騎手が菊花賞でG1初制覇を成し遂げた頃の話だね。「レジェンドの“伝説”はそこから始まった」と言っても過言じゃないだけに、岡田総帥の決断は歴史を動かしたと思うよ。

ライター「A」:「G1には強い馬が出るべき」でしたっけ?

デスク「Y」:そうそう、カッコイイよね! マイネルって会員制の一口馬主クラブなんだよ。なのに岡田総帥自ら頭を下げて回避させるなんて、断固たる信念がないと、なかなかできることじゃないよ。

ライター「A」:スーパークリークの配合を考案したのが岡田総帥だったんですよね。それにしても凄いですね。スーパークリークだって、前走はまだ京都新聞杯で6着だった馬なのに、そこまで素質を見抜いていたわけですから。

 武豊騎手も「強烈だったのはスーパークリークとの出会いですね。あの馬がいなかったら、僕はこんなにたくさんのG1に乗れなかったと思う。本当に強かった。ある意味で僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」と話されています。

デスク「Y」:まさに「信念」の人。我々もああいう人になりたいもんだねえ。

ライター「A」:今の我々にとっては信念よりも、“新年”ですよ。編集部の大半は年末年始で休みですし、我々だけでどう乗り切るか……ところで、年末年始手当は出るんでよね?

デスク「Y」:そんな小っちゃいことを言ってるからダメなんだよ~。少しは岡田総帥のような寛大な心を見習いなさい!

ライター「A」:自分はあんな大物になれなくてもいいですから、とにかく頼みますよ!

デスク「Y」:「年末年始には暇な人間が出るべき」

ライター「A」:岡田総帥の名言を汚さないでください。デスクの財布を奪ってでも徴収しますから。

デスク「Y」:せめて正月の餅を買うお金は残してね……(泣)

 さて、毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今年もたくさんの記事を掲載しております。お手すきの際に2021年を振り返りながらご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)

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