JRA「本当の被害者」が演出した大波乱! 岩田康誠「幅寄せ事件」から冷静に万馬券をかっさらった「最強の万馬券集団」、フェブラリーS(G1)の買い方とは…
20日に東京競馬場で開催される今年のフェブラリーS(G1)は、史上稀にみる大混戦になりそうだ。
昨年のチャンピオンズC(G1)を勝利して新ダート王となったテーオーケインズ、米国のブリーダーズCディスタフ(G1)で歴史的な勝利を挙げたマルシュロレーヌの2頭は登録こそあったものの、当初の予定通りサウジアラビアへ。
出走していれば上位人気が確実視されていただけに、これで一気にJRA・G1の開幕戦が混沌としてきた。
そうなると昨年の桜花賞(G1)を制し、最優秀3歳牝馬にも選出された白毛の女王ソダシが実績No.1ということになる。だが、ダートでは昨年のチャンピオンズCで大敗……。陣営がギリギリまで出走表明を引き延ばしていたことも、迷いや自信度の低さの表れだろう。
では、残ったダート実績組はどうか。
筆頭は昨年の覇者カフェファラオということになるが、このレースを勝って挑んだかしわ記念(G1)で5着に敗れている。その後、芝の函館記念(G3)に挑戦し1番人気ながら9着。結局、ダートに戻ってきた前走のチャンピオンズCでも11着に大敗と“迷走ぶり”は明らかだ。
さらに今回は、主戦のC.ルメール騎手がまるで見限ったように降板。新コンビを組む福永祐一騎手は押しも押されもせぬトップジョッキーだが、やはり5年連続リーディングの主戦騎手が騎乗しないことは小さくないマイナスだろう。東京ダート1600m3戦3勝の実績は頼もしいが、ここ1年の惨敗ぶりには燃え尽き症候群さえ感じさせる。
次点に昨年のJBCスプリント(G1)を制したレッドルゼルの名が挙がるものの、こちらはマイル戦に不安がある。昨年のフェブラリーSでは4着に善戦したが、勝ち馬から0.5秒も離されていたことは考慮すべき点だ。前哨戦の根岸S(G3)を勝って勢いに乗るテイエムサウスダンも同様にマイル以下が主戦場になっており、距離に一抹の不安があると言える。
こうなってくると、いよいよ実力馬はもちろん伏兵、大穴までどの馬が勝ってもおかしくないとさえ思えてくる。少なくとも三連単の万馬券決着は避けられないだろう。ただ、筆者に限らず、前回万馬券を見事的中させたのは、果たして「いつ」だっただろうか……。
そんな時に頼りになるのが、業界内で「最強の万馬券集団」と称される『暴露王』だ。
彼らが最低ラインの目標に掲げる年間の万馬券的中数は、なんと300本。それもここ数年はまったく危なげなくクリアしているのだから、今年のフェブラリーSのような大混戦で最も頼りになるプロ集団といえるだろう。
『暴露王』は昨年も、合計342本もの万馬券を的中させているという。中でも目を引いたのが、フェブラリーSと同じダート重賞のレパードS(G3)だ。
1番人気のメイショウムラクモが勝利したものの、三連単は70,670円という波乱の決着。このレースを見事的中させている『暴露王』だが、なんと15頭中10番人気のスウィープザボードに「◎」を打って本命視していたというから驚きだ。
一体どうすれば、そんなことができるのか。関係者に話を伺った。
――昨年のレパードSですが、見事な的中でしたね。
暴露王関係者 ありがとうございます。
――「◎」スウィープザボードは単勝40.4倍の10番人気で2着でしたがレース後、津村明秀騎手は「4コーナーでは勝てるかというぐらいの手応えだった」とコメントされています。一体何故、こんな人気薄の馬を本命にできるのでしょうか?
関係者 人気は馬券を買われている皆さんが作るものなので、「実力のない馬は来ない」とは言えても「人気薄だから来ない」ということはありません。我々は来ると思った馬に本命を打っただけです。
――単純にそれこそが凄いと思いますが、ということはスウィープザボードがレパードSを勝ち負けできるという絶対的な確信があったわけすね?
関係者 競馬なので「絶対」は言い過ぎだと思いますが、自信はありました。
――それはやはり前走の1勝クラスの内容(4馬身差で勝利)が良かったからでしょうか?
関係者 それもありますが、それだけではありません。この場でお話しできる理由としては、スウィープザボードは2走前からブリンカーを付けており、その効果が非常に高かったという点でしょうか。
――なるほど。しかし、2走前は5着に敗れていますね。
関係者 実はあのレースは、昨年話題になった岩田康誠騎手による“幅寄せ事件”があったレースでした。
――ああ、レース直前に岩田康騎手が藤懸貴志騎手へ圧力をかけたことで、前代未聞の騎乗停止になったレースですね! 当時はファンの間でも大きな話題になりましたが、なるほど、その時に岩田康騎手が騎乗していたのがスウィープザボード。
関係者 競馬ファンの皆さんは、事前に“幅寄せ”の被害を受けながらも2着に好走したテイエムマジックと藤懸騎手を賞賛されていましたが、幅寄せに使われたスウィープザボードもある意味では被害者。普段やらないことをやらされていたわけですからね。
――元JRA騎手の藤田伸二さんの話によると、岩田康騎手があの時に「思いっきり何度もムチを入れていた」とか……。
関係者 その辺りを詳しくお話しするつもりはありませんが、要するに被害者のテイエムマジックと同等か、それ以上の被害を受けていたスウィープザボードが5着に踏ん張ったことで、我々はこの馬の能力の高さと初ブリンカー効果を如実に感じ取っていたというわけです。
――なるほど! では暴露王さんからすれば、次走の1勝クラスを4馬身差で圧勝したことは必然だったと?
関係者 1番人気でしたが、単勝3.5倍は美味しかったですね(笑)。ただ万馬券を的中させる喜びを会員様にお届けすることを至上命題とする我々としては、このレースよりも、むしろ「本番」は次のレパードSでした。
――そうやってストーリーというか「流れ」があるところが競馬の醍醐味ですよね。
関係者 そうですね。重賞でメンバーレベルが上がって、人気が落ちることは確実視されていましたし、陣営も前走後は休養を取って、このレパードSを狙い撃ち。直前の追い切りではムチを何度も入れる明らかな勝負仕上げでしたし、陣営の本気度が十分に伝わってくる内容でした。
――当時のスウィープザボード陣営からは「中京で勝っているし、左回りはいい。坂がないのも合うと思う」と前向きなコメントが報道されていました。
関係者 それはあくまでマスコミ向けのコメントですね。
――なかなか強気なことが言い辛い10番人気の伏兵でも、これだけ前向きな発言になっているわけですから、暴露王さんの方に入っている情報はもっと具体的なものだった?
関係者 秘密厳守のため詳細はお話しできませんが、少なくとも我々は自分たちが得た情報を表に公開しません。ですから、関係者の方々も気軽に思っていることを話してくださいます。あえて1つ挙げるのであれば、ある関係者の方から「どう考えても勝ち負けするイメージしか湧いてこない」という話はありましたね。
――10番人気の伏兵なのに、そこまで強気なことをおっしゃられていたとは驚きです。関係者の方にそこまで言われれば、暴露王さんでなくともスウィープザボードを推したくなりますね!
関係者 繰り返しになりますが、人気は馬券を買う方々が作るものですから。どんな格下の馬であろうとも、確かな根拠と自信があれば関係者の方々は「勝負できる」と本音をおっしゃってくれますよ。我々が的中をお届けできているのも、こうした情報を得られているからです。
――なるほど。競馬予想は、やはり「知っているか」「知らないか」が大事なんですね。しかし、スウィープザボードが2走前からブリンカーを着けていたことや、初ブリンカーのレースは岩田康騎手の件で“ケチ”が付いてしまっていたことなどは、我々一般の競馬ファンでも注意していれば気付けたこと。勉強になります、ありがとうございました!
関係者 競馬ファンの皆様のお役に立ててなによりです。暴露王では、新規登録された会員様限定となりますが、今週末のフェブラリーSの買い目を「無料」で公開する予定です。もし、予想に困っていられるようなら、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
今回、話を伺って最も印象に残ったことは、人気などには関係なく、どんなに格下の馬でも状態や条件が整っていれば、陣営はかなりの「確信」を持っているということだ。そして、そういった穴馬たちが実際に上位へ来ているのだから、昨今の競馬で万馬券決着が日常茶飯事なのは、むしろ当然の結果なのかもしれない。
ただ、そういった人気薄の馬たちは、どうしてもマスコミでも扱いが小さくなり、我々が得られる情報は本当に限られてしまっている。
逆に言えば、だからこそ暴露王のような、関係者から紛れもない本音を100%引き出せるプロ集団が「年間300本以上」という、一般の競馬ファンでは到底たどり着けない的中の山を築いているのだろう。
そんな暴露王が公開を予定しているフェブラリーSの『3種勝負馬券(馬単・3連複・3連単)』に加え、暴露王が誇る現場で仕入れたネタをベースに穴馬2頭を特集する『極穴重賞直前リポート』は、一般の競馬ファンがプロの力に触れる絶好の機会といえる。
難解な大混戦だけに万馬券決着が必至のフェブラリーSは、逆に言えば「当たればデカい」レースだ。「最強の万馬券集団」の破壊力を無料で味わうのは、今回しかないだろう。
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