真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.14 09:38
サトノアレスがスプリングS(G2)からクラシックの主役を見据えて始動。未だベールに包まれた2歳王者の「実力」は
監修=永谷 研(美浦担当)

本馬サトノアレスのように母方にデインヒルの血を持つディープインパクト産駒には、ミッキーアイルやフィエロなどを代表としたマイラーが多数みられ、やはりディープインパクト産駒らしい活躍馬が多い。
また本馬の血統で特筆すべきが母サトノアマゾネスの血筋であり、3代母Crimson Saintは大種牡馬Storm Catの2代母にあたる超良血だ。Storm Catは日本ではディープインパクトと極めて相性の良い種牡馬として知られ、ダービー馬キズナを始めとし数多くの成功例を送り出している典型的なニックス配合となる。
そういった点で本馬もその成功例に近い血統となるが、同時にこのニックスからはリアルスティールプロディガルサン兄弟やサトノアラジン、アユサンといったやはり広いコースで真価を発揮するタイプが多く、今回の中山1800mという舞台適正に疑問が残ることは否めない。
本馬はここから本番の皐月賞(G1)を見据えているが、その走りや血統背景から真価を発揮するのは、やはりNHKマイルC(G1)か。
ただし、似た血統のキズナやオークス2着のエバーブロッサムのように、同世代が相手なら東京2400mでも高いパフォーマンスを発揮できる可能性はある。仮に中山の2走で評価を落とす結果になったとしても、舞台が東京に替われば改めて再考したい存在だ。
(監修=永谷研(美浦担当))
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
















