競馬大吟醸 -天皇賞・春な人々- 「もう一人の『岡崎』に、すべてを託す」
記事によると、岡崎はレスターという昨年14位のチームに所属しているのだが、今シーズンは快進撃を続けており、もしかしたら天皇賞・春のある5月1日に優勝を決めてしまうかもしれないというのだ。
世界トップレベルといわれる強豪揃いのイングランドで、弱小チームだったレスターの大躍進に世界中が注目しているらしい。そんなチームに同じ日本人がいるのだから、ここまで来たらなんとか優勝してもらいたいものである。
そういえば以前、阪神大賞典の時に”どん底”から這い上がってきた阪神タイガースの岡崎太一という選手と、菊花賞制覇以来”どん底”をさまよっているトーホウジャッカルの姿をダブらせ、応援の意味も込めて勝負したのを思い出した。
あの時は結局、阪神の岡崎は見事開幕スタメンを勝ち取ったが、トーホウジャッカルはまたも直線でもがき苦しんでいた。
そして今、もう一人の「岡崎」が昨年”どん底”を味わったレスターで、今度は優勝しようとしている……。
どうやら私がリベンジを果たすのは、ここしかないようだ。
果たして、今週末の5月1日に笑っているのはリーグ優勝を決めたレスターか、それとも天皇賞・春で復活勝利を挙げたトーホウジャッカルか。できれば、どちらにも歓喜の瞬間を味わってもらいたいものである。