藤田伸二氏、福永祐一「調教師試験」を暴露!? JRAの「忖度疑惑」も指摘した真意は…

福永祐一騎手 撮影:Ruriko.I

「福永祐一くん。調教師の一時試験合格らしいね〜。」(原文ママ)

 21日、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんの弁護士資格試験(米ニューヨーク州)合格が大きく報じられたこの日、元JRA騎手の藤田伸二氏が、福永祐一騎手が調教師免許試験の第一次試験に合格したとツイートしたことが話題を呼んでいる。

 先月14日に行われたJRAの調教師試験の第一次試験は今月6日に合格発表があり、JRAの発表によると23名が二次試験へ進むこととなったが、氏名は公表されていない。

 藤田氏といえばJRAのトップジョッキーとして活躍し、引退後もTwitterなどを通じて競馬界の様々な話題を振り撒いている。自著に『生涯、やんちゃ主義!』(財界さっぽろ)があるように歯に衣着せぬ物言いは、一部のファンから熱烈な支持を受けていることでも有名だ。

 今回の発言の真意は定かではないが、元大物競馬関係者の言葉だけに信憑性は低くないだろう。

 現役騎手の場合は引退につながるデリケートな話題ということもあってか、各メディアでも調教師試験の合格者については一切報道していなかった。

 そんな中での発言とあって、多くの競馬ファンが反応。すでに約3000件の“いいね”と共に、SNSや掲示板などでも「やっぱり調教師になるんだ」「福永騎手、引退しちゃうの?」「噂になってたけど、本当だったのか」と大きな話題になっているようだ。

 また、藤田氏は同様のツイートで『今年の試験問題は「騎手しか分からん」って問題が多々あったらしい』と試験内容を問題視している。「福永祐一くんは功労者であり受かって当然の資格」と、大物ジョッキーが受験することへの忖度があったのではと考えているようだ。

JRAの「忖度合格」も指摘した真意は…

 例えば、今春に厩舎を開業した蛯名正義騎手は調教師試験を受ける際、自ら騎乗制限をかけていたように、本業に割く時間を減らして試験対策を行う騎手は少なくない。その一方で、福永騎手は試験直前となる今夏も特に変わりなく活躍していた。

 そんな中で一発合格を決めたとするなら藤田氏の発言通り、何かあっても不思議ではないが……。

 ただ、受験が噂される他の現役ジョッキーの合否がわからない現時点では、判断が難しいところ。もちろん大前提として、単純に福永騎手の努力の成果である可能性もあり、少なくとも現場の記者は「自分の知る限り、そういった話は聞いていない」という。

「藤田氏は引退後に著書やTwitterなどで度々、現在の競馬界やJRAの体制について批判的な意見を発表しており、現在は親しかった競馬関係者も近づきにくい存在になっているようですね。以前、JRAからマークされているような旨をTwitterで発信していました。

今回のツイートにも読者から暴露を指摘され『じゃ殺しに来てくれ!』と返信したり、JRAを『かかって来い!』と挑発したりと過激な発言が目立っており、どこまで本気なのかはわかりませんが、少し心配な面も……」(競馬記者)

 ちなみに同氏の公式サイト『藤田伸二オフィシャルサイト』におけるメディア出演は2019年7月を最後に公開されていない。体制を気にしない率直な意見がファンからの支持を集めている藤田氏だが、世知辛い状況になっているのかもしれない。

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