GJ > 競馬ニュース > C.ルメール騎手レイデオロ  > 3ページ目
NEW

C.ルメール騎手レイデオロと共に「悲願」のダービー制覇へ……フランスから日本に来た名手のあまりにも数奇な運命が結ぶ「8年越し」のドラマ


 どちらに騎乗しようとも、選ばなかった方が「最大のライバル」になるであろうことは、両頭の手綱を通じて、ルメール騎手自身が最も深く感じ取っていたはずだ。

 当然ながらルメール騎手の中にも様々な葛藤があっただろうが、競馬界全体がその選択に注目する中、最終的に選んだのはサトノダイヤモンドだった。

 決め手となったのは、やはり日本ダービーに対する思いだった。

 まだ、皐月賞を戦う前であったにもかかわらず、ルメール騎手はサトノダイヤモンド選択した理由として「(東京の)距離2400mへの対応力を考えると、マカヒキよりもサトノダイヤモンドのほうが上」と言い切ったのだ。

 同じ3歳牡馬クラシックの皐月賞を無視してとまで述べるつもりはないが、早くから「目標は日本ダービー」と皐月賞を100%で挑むつもりがなかったサトノダイヤモンドを選んだということは、やはりそれだけ日本ダービーに対する強い思い入れがあったからに他ならない。

 だが、ルメール騎手の思いは日本ダービーの最後の最後、土壇場で、その手をスルリと抜けていった。

 その後、ルメール騎手は菊花賞(G1)や有馬記念(G1)などの勝利で、サトノダイヤモンドを選択したことが間違いではなかったことを証明した。だが、それでもやはり「ダービーの借り」はダービーでしか返せないのかもしれない。

 そのことは当然ルメール騎手も意識しているだろうし、8年前にフランスでクロード・ルジェ調教師と共に成し遂げた運命的な歴史的快挙も忘れているはずがない。

 言葉を選ばなければ、皐月賞を”叩き台”にしてでも日本ダービーを獲りに行くレイデオロのやり方は、昨年のサトノダイヤモンドと同じだ。今度こそ悲願達成に手が届くか。

 ルメール騎手にとって、昨年の「8cmの差」を埋める戦いが始まる。

C.ルメール騎手レイデオロと共に「悲願」のダービー制覇へ……フランスから日本に来た名手のあまりにも数奇な運命が結ぶ「8年越し」のドラマのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 有馬記念(G1)池添謙一騎手と的場均調教師がガチ論議!? “JRAの本気”『夢のVS.』オルフェーヴルVSグラスワンダーの結果は?
  3. 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA戸崎圭太、後輩・坂井瑠星に昔は嫌われていた!? サウジ遠征を共にした先輩・後輩の「意外な関係」とは
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAによる「動物虐待事件」疑惑から7年。腕時計を壊された係員が三浦皇成「進言却下」のムチ使用で大炎上…「真面目だし乗りやすい」エリート娘は母の無念を晴らせるか
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 牧場関係者がSNSで大炎上!? 被害者は皐月賞(G1)を制した種牡馬…一歩誤れば大惨事の顛末
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……