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ジャパンC(G1)制覇の新種牡馬、未だ「0勝」の大苦戦…ハーツクライ後継「絶好調」スワーヴリチャードと分かれた明暗

ジャパンC(G1)制覇の新種牡馬、未だ「0勝」の大苦戦…ハーツクライ後継「絶好調」スワーヴリチャードと分かれた明暗の画像1
坂井瑠星騎手 撮影:Ruriko.I

「初戦としては言うことがない内容です」

 手綱を取った坂井瑠星騎手がレース後、そう最大級の賛辞をおくったのは、先週日曜に行われた小倉・芝1800mの新馬戦を勝ち上がったジュンゴールドだ。

 ダービー馬マカヒキの近親ということもあり、戦前から評価の高かった同馬だが、レースでも正味ラスト100mだけで後続を3馬身半も突き放す強い内容。今後は秋に備えて一旦放牧に出されるようだが、間違いなくクラシック路線に乗ってくる逸材だろう。

 ただ、同馬を管理する友道康夫調教師が、その「ジュンゴールドよりも動いている」と高評価を下している2歳馬がいる。それが26日、小倉5Rでデビュー予定のメリオーレム(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 本馬の父も、現役時代に友道師が管理したシュヴァルグラン。その師いわく、メリオーレムは父と違って筋肉質タイプのようだが、1週前追い切りでは古馬2勝クラスの馬に食らいつく動きを披露。最終追い切りでは年長馬に先着を果たすなど、順調な仕上がりを見せている。

『netkeiba.com』で公開されている単勝予想オッズでも、同馬は25日昼の段階で1番人気タイ。友道厩舎はジュンゴールドに続く2週連続で新馬戦Vが十分に期待できるだろう。

「メリオーレムは当初、同日の新潟・芝1800mで石川裕紀人騎手を背にデビューするプランもあったようですが、最終的には角田大河騎手で小倉・芝2000mに決めたようですね。

12頭立てで争われるこの新馬戦は、今年の共同通信杯(G3)を勝ったファントムシーフの半弟ディスペランツァあたりがライバル候補になってくると思われます」(競馬誌ライター)

未だ産駒「0勝」の大苦戦…

 なお先述した通り、本馬の父は新種牡馬のシュヴァルグランだが、実はここまでJRAで産駒の勝ち星がない。

 元メジャーリーガーで「大魔神」こと佐々木主浩オーナーの所有馬としても人気を博したシュヴァルグランは、2017年のジャパンC(G1)でキタサンブラックやレイデオロなどの強豪を抑えてG1のタイトルを獲得。ハーツクライ産駒らしく古馬になってから本格化すると、7歳暮れまで33戦を走り抜き、10億円以上の賞金を稼ぎ出した。

 2020年に種牡馬入りすると、初年度から128頭の繁殖牝馬を集めた。これは同期の新種牡馬で同じハーツクライ後継のスワーヴリチャードの123頭を上回る数字だ。

 しかし、ご存知の通りスワーヴリチャード産駒が先週終了時点で10勝を挙げるなど大旋風を巻き起こしているのに対し、シュヴァルグランはまさかの未勝利……。同じハーツ後継でジャパンCの勝ち馬であるにもかかわらず、現時点では明暗が大きく分かれることとなっている。

「シュヴァルグランは出生条件120万円と種付け料は比較的リーズナブルでしたが、2歳世代にはアドマイヤラクティやヒシイグアスなど活躍馬の下もスタンバイしています。馬産地からなかなか期待を集めていることが窺えるだけに、そろそろ初勝利を決めたいところでしょうね。

ちなみにメリオーレムの母メリオーラは、初仔のメリトクラシーで種牡馬シルバーステートに初白星をプレゼントしているんですよ。そんな背景もあるだけに、シュヴァルグランもあやかりたいところかもしれません」(同)

 ちなみに今週末、シュヴァルグラン産駒は本馬を含め8頭が出走予定。前走2着に好走したアートフォームやダイメイイチョウも控えていることから、初白星はおろか一気に複数勝利も期待できるかもしれない。

GJ 編集部

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