武豊「乗り替わり」でも騎乗予定馬が快進撃! 今週は「和製フライトライン」とエリザベス女王杯の大穴に注目

秋のG1シリーズが盛り上がりを見せる中、武豊騎手は天皇賞・秋(G1)当日である10月29日に負傷してしまい、以降の騎乗予定馬も全て乗り替わりとなってしまった。
戸崎圭太騎手に乗り替わった天皇賞・秋のドウデュースは2番人気で7着と凡走してしまったが、その他の「武豊から乗り替わり組」は、レジェンドが不在でも好調といえる成績を収めている。
まず、3日のJBCレディスクラシック(G1)では、松山弘平騎手に乗り替わったアイコンテーラーが、1番人気に応え、後続に4馬身差をつける快勝を見せた。JBCスプリント(G1)では、御神本訓史騎手に乗り替わったリメイクが、馬場の違いに戸惑いながらも1番人気2着と連対を確保する意地を見せた。
そしてJBCクラシック(G1)では、森泰斗騎手に乗り替わったノットゥルノがテーオーケインズやメイショウハリオに先着し、5番人気2着と大健闘。人気以上の好走に驚いたファンも多かったのではないだろうか。
さらに4日、オーストラリア・ローズヒルガーデンズ競馬場で開催されたレース・ゴールデンイーグルにて、現地のJ.パー騎手に乗り替わったオオバンブルマイが4番人気で優勝と大役を果たした。非重賞ながらも1着賞金なんと約5億円のレースを制したオオバンブルマイは、関係者に文字通り「大盤振る舞い」してみせたのだった。
今週はダートの怪物と超大穴馬注目
同じく武豊騎手から乗り替わる馬で注目したいのは、12日のエリザベス女王杯デーに半年ぶりの復帰戦を迎える、「砂の怪物」ヤマニンウルスだ。
ヤマニンウルスは2022年8月、小倉・ダート1700mの新馬戦で、平地競走史上最大着差となる4秒3差をつける圧勝劇で話題となった。当時の鞍上は斤量50kgの今村聖奈騎手だったとはいえ、2着馬がJBC2歳優駿(G3)を制したゴライコウだったことを踏まえると、この時点で既に重賞級の能力は持っていたと言える。
続く4月23日には、京都・ダート1800mの1勝クラスを、武豊騎手を背にして6馬身差で快勝。馬体重プラス24kgをものともせず見せつけたパフォーマンスに、武豊騎手も「まだ未完成の中でこの競馬」「和製フライトラインになってほしいね」と大絶賛した。
そんなヤマニンウルスは12日、京都・ダート1900mの2勝クラスで復帰予定。武豊騎手の負傷によって、C.ルメール騎手に乗り替わることが発表されている。
『東京スポーツ』が報じた記事によると、ヤマニンウルスを管理する斉藤調教師は「クリストフなら、豊さんと同じように大事に乗ってくれると思いますから。いい競馬を期待しています」と期待のコメント。当日は間違いなく人気になることが予想されるが、きっとその支持に応えてくれるだろう。
そして、メインレースであるエリザベス女王杯(G1)本番では、武豊騎手から浜中俊騎手に乗り替わりとなるククナも面白い存在だ。
ククナはソダシやユーバーレーベンと同世代の競走馬で、2歳時よりコンスタントに活躍し、桜花賞(G1)、オークス(G1)にも参戦した実績を持つ。今年の七夕賞(G3)で9番人気2着と大健闘したこと、鞍上が2019年日本ダービー(G1)で12番人気のロジャーバローズを勝利に導いた浜中騎手であることを考えると、決して侮れないだろう。
今週末はヤマニンウルスとククナはもちろんのこと、それ以外の「乗り替わり組」の活躍にも注目だ。
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