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ネクラ女医の競馬日記No.1〜東京競馬場の話〜

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 私が初めて競馬を現地観戦したのは、2009年の「ヴィクトリアマイル(G1)」。ダービー牝馬ウオッカが後続に7馬身差を付け圧勝したあのレースは、今も鮮烈に脳裏に焼きついています。

 そのため何かと東京競馬場を訪れては、ゴール板を悠々と駆け抜けたあの日の彼女を姿を思い出します。

 東京競馬場内には、キッズエリアに女性専用カフェ、乗馬センター、ビギナー向け馬券教室、時折バラ園で行われるビールやワインの振舞いなど、豊かなアメニティが揃ってます。それはもはや競馬場というよりも、人々に広く門戸を開くテーマパークといった趣です。家族連れ、カップル、大学生グループなど、客層も実に賑やかで、ワンカップを握ってグチャグチャになっているようなおじさんは、近頃はもうあまり見かけなくなった気がします。

ネクラ女医の競馬日記No.1〜東京競馬場の話〜の画像2

 しかし、私のような孤独な観客も変わらず受け入れる懐の深さが府中競馬場の良いところです。フードコートは一人客も使いやすい立ち食いエリアが十分にあるし、歴代ダービー馬のモニュメント、紀元前から馬事文化を遡る競馬博物館など、どちらかといえば一人で物思いに耽りながらじっくり眺めたいスポットも沢山あります。

 「ぼっち」でマイペースに東京競馬場を楽しんでいらっしゃる方も、実は多いのではないでしょうか。

 そんなソロ派の方々におすすめなのが、「平松」の自動販売機でぬる燗(100円)を買って、静かな日本庭園を眺めることです。特に今の時期は、紅葉が綺麗です。レースの予想に疲れたら、ぜひやってみてください。

さかた

さかた

英国在住の競馬好きアラサー女医。学生時代はWINS場内スタッフのアルバイトをしながら、ウオダス世代の火花散るレースに脳を焼かれた。好きな競馬場メシは「梅屋」のモツ煮込み。鉄火場であおるビールは人生の道標。

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