
【フェブラリーS】C.ルメール「滑り込みセーフ」でオメガギネスと参戦!多彩なメンバー揃う砂の頂上決戦に武豊はセキフウとコンビ【結果発表】
18日に東京競馬場で行われるダートの頂上決戦、フェブラリーS(G1)。賞金不足で除外の可能性があったオメガギネスは、サンライズホークの回避で滑り込みセーフ。出走すれば上位人気確実と見られていた馬だけに、陣営にとっては朗報だろう。
ということで、同時期に行われるサウジC(G1)にトップクラスの馬が複数出走を予定しているため、メンバーレベルの低下を危惧されていたフェブラリーSですが、なかなかバラエティに富んだメンバーが集まりそうです。
先日の【読者アンケート】では、過去の優勝馬の中で思い入れのある馬をテーマに募集しましたが、ご協力いただき誠にありがとうございました。早速、集計結果を発表したいと思います。
1位カネヒキリ
並みいる強豪を抑えて見事1位となったのは、G1・7勝の光るカネヒキリでした。2度の怪我による長期休養を乗り越えた不屈の名馬は、武豊騎手と金子真人オーナーという共通点があったことから「砂のディープインパクト」とも呼ばれました。C.ルメール騎手へ乗り替わった後は、元主戦武豊騎手のヴァーミリアンとの対決もありました。
2位アグネスデジタル
13番人気で大波乱を演出した2000年マイルCS(G1)のイメージも強いですが、元祖二刀流といえばこの馬でしょう。2001年の天皇賞・秋(G1)では、当時現役最強馬といわれたテイエムオペラオーを撃破。実はデビューから4戦は福永祐一元騎手(現調教師)が騎乗していました。
3位ヴァーミリアン
史上最強馬と評する声もあるエルコンドルパサーが世に送り出した超一流馬。ダートG1・9勝という素晴らしい成績を残しています。当初は芝路線で重賞勝ちした本馬ですが、ダートに転じてから本格化。ヴァーミリアンが制した2008年のフェブラリーSには、デアリングタクトの祖母デアリングハート(7着)も出走していました。
4位コパノリッキー
フェブラリーS史上唯一の16番人気で優勝したのがコパノリッキーです。このときは田辺裕信騎手とのコンビでしたが、翌年のフェブラリーSは武豊騎手が騎乗して連覇。G1で前年の最低人気馬が翌年に1番人気で優勝した例は、他にないかもしれませんね。
5位ゴールドアリュール
芝からダートに転戦して頂点を極めたゴールドアリュールですが、2002年の日本ダービー(G1)で5着に入った実力の持ち主。同年のジャパンダートダービー(G1)を制し、その後もG1で3勝を加算して計4勝。わずか1年という短期間での快進撃でした。
■番外編
ここからはファンの声を紹介します。
・ウイングアロー
「ジャパンCダート創設元年にフェブラリーSと同一年制覇し、南井克巳調教師の開業一年目にいきなりG1勝ちをもたらした馬だから。それに、どちらもウイングアローの単勝1点で取ったからね(笑)」
「16番手の外からゴールドティアラ、ファストフレンド、メイセイオペラらダートの強豪をまとめて差しきったのを強烈に記憶しています」
・シンコウウインディ
「G1昇格となった1997年に勝ったシンコウウインディが思い出深いですね。個人的にはその前年に競馬デビューしたのも大きいです」
・メイセイオペラ
「メイセイオペラしかないよね!地方馬の歴史的快挙で地方競馬ファンの母親が泣いてた!今年は地方勢も強力なので楽しみです!」
「地方馬によるJRA・G1勝利は記憶に強く残っています」
・ホクトベガ、クロフネ
ホクトベガはG1昇格前のG2時代のフェブラリーSに優勝した名牝でしたね。
クロフネに投票した方もいたようですが、こちらはジャパンCダートの優勝馬でした。フェブラリーSと同じ東京のダート1600mだった武蔵野S(G3)で、1分33秒3のタイムで大楽勝。ファンの度肝を抜きました。
対象となるレースが多いため、どの馬を選べばいいのか悩んだ方も多かったのではないかと思います。
これから春のG1戦線に向けて盛り上がっていきます。次回のアンケートでも奮ってご参加ください。
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- ヤマニンウルス、オーサムリザルトに新たなライバル登場か…元クラシック候補が路線変更ズバリ、M.デムーロ「強かった。乗っていただけ」
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
関連記事
【フェブラリーS(G1)】オメガギネスの出走を祈りつつ「コパノリッキー」の再来に期待!【東大式必勝馬券予想】
武豊も「上手い3人」に挙げる関西若手No.1に関東圏「48戦0勝」の壁…G1馬と臨むフェブラリーS(G1)で一矢報えるか
主戦騎手「ダートでもっと凄いかも」エルコンドルパサー以来の超大物が緊急参戦。全国の競馬ファンが「初ダートの馬」を1番人気に推して15着大敗。G1馬3頭で10万馬券…2013年の「狂騒曲」
【フェブラリーS(G1)展望】B.ムルザバエフ「緊急来日」でドゥラエレーデに勝機あり!? ウィルソンテソーロは松山弘平と新コンビ!
武豊×オーサムリザルト5連勝に思い出される「未完の大器」の悲劇 フェブラリーS(G1)「皆勤」武豊が28年連続騎乗へ イクイノックスの「C.ルメール×木村哲也」タッグから超新星が登場!【週末GJ人気記事ぶった斬り!】