
武豊「心の声が漏れ過ぎましたね」に松島オーナーは動揺!?「生きた心地がしなかった」主戦不在のドウデュース…フランスの“アレ”や宝塚記念も視野

昨年の有馬記念(G1)で劇的な復活勝利を決めた武豊騎手とドウデュース。レース後に公開されたジョッキーカメラの映像では、パートナーの激走を労うレジェンドが、「もう1回フランスに行こう」と話している姿も収録されており、ファンや関係者から大きな注目が集まった。
そして、21日に『カンテレ競馬【公式】』がYouTubeに当時の裏話やドウデュースを所有するキーファーズの代表である松島正昭オーナーとレジェンドの強い絆を物語るエピソードを公開。競馬界のレジェンドといわれる武豊騎手ならではのユーモア溢れる軽妙なトークで盛り上がった。
詳細については本動画をご覧いただきたいのだが、その中でドウデュースの今後も含めて興味深い話があったため、簡単に紹介しておきたい。
武豊「もう1回フランスに行こう」松島オーナーは動揺?
まず、武豊騎手は馬主デビューする前から松島オーナーと友達だったという話からスタート。毎週馬券で大敗している友人を見て、それなら「馬を買えばいいのに」と武豊騎手から勧められたことが馬主デビューのきっかけだったという。
松島オーナーは、昨年の天皇賞・秋(G1)当日に武豊騎手が負傷したことに対し、怪我をさせたのがインゼルレーシング(オーナーの娘が代表のクラブ法人)の馬だったこともあり、「エライことなった」「生きた心地がしなかった」と回顧。主戦が無事復帰した有馬記念の勝利を見届けた際には、喜びよりも「ホッとした」気持ちが強かったようだ。
そして、有馬記念後に公開されたジョッキーカメラの映像で「もう1回フランスに行こう」と話していたことについては、松島オーナーも「ま、まずはドバイでしょ!?」と動揺を隠せなかった様子。これには武豊騎手も「心の声が漏れ過ぎた」と苦笑い。「そこまでJRAが使っていた」ことに驚いていた。
レジェンドがあえてフランスの“アレ”と表現していたのは、阪神タイガースのファンとして知られるだけに、おそらく昨年18年ぶり6度目の優勝へ導いた名将・岡田彰布監督を意識してのことだろう。
武豊騎手曰く、2年前のフランス遠征では走ってダメだった訳ではなく、全く走っていないとのこと。松島オーナーが話したように、まずはドバイターフ(G1、芝1800m、3月30日=メイダン)からの始動で“忘れ物”を取りに行く可能性が高そうだ。
また、武豊騎手はドウデュースの今後のローテーションについて、「何となくのイメージではドバイ、宝塚、アレかな」と言及。自身が「勝つのが僕の夢」と目標に掲げる大一番に思いを馳せていた。
動画内では、ドウデュースの他に可愛がっていた後輩の福永祐一調教師への想いについてもレジェンドなりのイメージを説明。再生時間は13分ほどながら見応え十分の面白エピソードが詰まっていた。
まだ『【中編】うまんちゅだけのSP企画!武豊騎手×安藤勝己レジェンド対談 ~ドウデュース松島オーナー秘話&福永調教師への想い~』を見ていないファンは要チェックだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新元JRA藤田伸二氏「置いてきぼり」大塚騎手に同情……木村哲也調教師のパワハラ問題に「本人はあまりピンと来てない」
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【徹底考察】天皇賞・秋(G1) ルージュバック「戴冠へ機は熟したのか……目下の充実ぶりは出走馬No.1も『臨戦過程』に大きな落とし穴?」
- 武豊「爆弾発言」にインタビュアーもタジタジ、今村聖奈ら「6人騎乗停止」で蒸し返されたアンラッキーな被害者
- 【徹底考察】みやこS(G3) ラニ「この馬は間違いなく偉大なチャレンジャーだ。だが、『日本』で本当に強いのか、それとも……」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊を潰した新人騎手「暴走」に物議!? 連続斜行でレースぶち壊し……未だデビューから1人だけ勝てない「焦り」か
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
関連記事
イクイノックス、ドウデュース倒した実力証明に最適?「ツイていない男」に状況が好転…栄冠つかんだ「思い出の舞台」で皐月賞馬に激走の予感
名門厩舎「次世代のスーパースター候補」はフォーエバーヤングだけじゃない!? 成長著しい「愛弟子」にかかるサウジアラビアでの期待
「153万馬券」フェブラリーS超えの大波乱も?一筋縄ではいかない中山記念&阪急杯「激走候補」4頭はこれ
関東圏ラストの新馬戦で「芦毛の怪物」の末裔がデビュー!「令和の時代に見られるとは感慨深い」上積み必至で今後も要注目?
「史上最高配当演出」武豊が大爆発した先週末…ウィルソンテソーロは乗り替わりに賛否両論、レベル疑問の決戦で「勝負気配」匂わせていたレジェンド