
【高松宮記念】ルガル、ママコチャ圏外の「超難解」レースでキャプテン渡辺がスバリ的中! 前日の段階でマッドクールを本命に導いた鋭すぎる読み
6番人気マッドクールが初G1勝利を決めた24日の高松宮記念(G1)。2着に2番人気ナムラクレア、3着に5番人気ビクターザウィナーが入った3連単の払戻は5万8740円となったが、その配当以上に難解なレースだったといえる。
短距離界はかねてから絶対王者不在と嘆かれていた通り、当日は単勝オッズ10倍以下に6頭がひしめく大混戦。近走の成績や枠、絶好の追い切りなど、不安のないことが不安にすら映った1番人気ルガルは10着、昨年の最優秀スプリンター・ママコチャも8着に敗れた。
さらに先週末は降りしきる雨の影響で中京の芝状態は重。内側の傷みが懸念されていた割にインコースを通った馬が伸びるなど、特殊な馬場状態となったことも多くの競馬ファンの頭を悩ませたに違いない。
もはや超難解レースと化したといっても過言ではなかった今年の高松宮記念だが、前日の段階で勝ち馬マッドクールを本命に押していた猛者がいる。それが『ウイニング競馬』(テレビ東京)でおなじみのピン芸人・キャプテン渡辺だ。
キャプテン渡辺、高松宮記念ズバリ的中!
本サイトでも人気コラム『徒然なる神のくず競馬トーク』を連載中のキャプテン渡辺は、23日に掲載されたコラムで本命にマッドクールを推奨。天候・馬場状態に関しては「もう絶対当日ギリギリまで馬場を見極めるべき天気なのですよ」と気にしていたものの、当日の馬場傾向を把握する前の段階でマッドクール本命の結論を導き出した慧眼たるや見事というより他ない。
「『行きたい馬は行かせて、その後ろに構える。そうすると、ちょうどスプリンターズSの位置取りになると思うんですよね』とキャプテン渡辺氏がつづっていたマッドクールの位置取り予想についてもズバリでしたね。
また、マッドクールは昨年の香港スプリント(G1)で見せ場を作れずに8着に完敗。同レース4着のビクターザウィナーが5番人気でマッドクールが6番人気だったのも頷けます。当日の馬体重も18キロ増でデビュー最高の540キロでした。実力のある馬ではありますが、本命を打つには勇気のいる馬でしたね」(競馬誌ライター)
そこで気になるのは6番人気の伏兵をズバリ的中した馬券の方。ちなみにキャプテン渡辺はマッドクールの単勝を1万円購入しており、見事に9万6000円の払戻をゲット。単勝オッズ9.6倍となかなかの高配当である。春のG1シリーズ初戦で、実に快調な滑り出しを決めたのではないか。
ただ、このままパーフェクト的中といきたかったのだが、的中したのは残念ながら単勝のみ。他にも購入していた馬連とワイドはマッドクールを軸にママコチャとウインマーベルに流していたためハズレ……。それ以外にも3連単ボックスとフォーメーションを購入していたが、どちらも買い目にナムラクレアとビクターザウィナーが入っていなかったようだ。
喜び半分悲しみ半分といったところのキャプテン渡辺だが、春のG1シリーズはまだ始まったばかり。鋭い読みが魅力の予想は今週の大阪杯(G1)でも必見だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
関連記事
【高松宮記念】浜中俊「41連敗」でナムラクレアの悲願達成はお預け…上がり最速33秒2も勝負どころで痛恨ロス、負かした2頭がG1初制覇の厳しい現実
武豊も気付いていた「Vルート」が最内に出現!マッドクール、ナムラクレアが激闘も…「外枠全滅」高松宮記念に不公平感ありあり?
武豊「お兄さんに似ている」キタサンブラック弟が出世レース快勝でクラシックへ視界良好! 日本ダービー参戦に向けて非常に心強い「データ」とは
「悔しい思いで一杯」浜中俊VS「思い通りのレース」坂井瑠星、2日連続で分かれた明暗…土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座
「遅れてきた大器」が衝撃の末脚でデビュー戦5馬身差の圧勝劇!「非常に能力が高い」B.ムルザバエフも素質を絶賛、三冠レース最終戦で面白い存在に?