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【日本ダービー】キャプテン渡辺「本命」はジャスティンミラノ…ではなく、あの馬!? 「いや、この馬すげえわ」神の馬券術を操る男が早くも勝利宣言!?【徒然なる神のくず競馬トーク】
![【徒然なる神のくず競馬トーク】](/wp-content/uploads/2023/04/kyaputenwatanabe_rensai.jpg)
「ダービー」
さあ、日本ダービー(G1)のお時間ですよ、皆さん。
上半期最大の勝負どころ、競馬の勝負どころではありません。人生の勝負どころです。ここで勝たずして、一体いつ勝つというのか? ダービーは必ず勝たなければいけない。そういうレースです。
私はこう見えて、ダービーはかなり相性の良いレースなんですよ。やはり、東京の2400mという舞台は結局、誤魔化しが利きませんから予想は立てやすいんです。
「皆が思っているより、この馬は強いぞ」とか、「皆が思っているほど、この馬は強くないぞ」など、私にとっては論点はそこです。そしてもう1つ、枠順ですね。
今年のダービー。まず不動の対抗がジャスティンミラノです。共同通信杯(G3)は相当レベルが高かったと思っています。先行して、あのジャンタルマンタルを完全に封じているんですから、この馬の強さは疑いようがない。上がりも優秀で、ケチの付けようがありません。
私は共同通信杯を観た時点で、今年のダービー馬はジャスティンミラノだと思ったんですよ。ただ、今年のダービー馬だと思っていたが故に、皐月賞(G1)では少々軽視してしまったのです。
オークス(G1)のステレンボッシュの時も同じようなことを書きましたが、今年のダービー馬だと思っていた馬が皐月賞を勝ってしまったんです。そりゃもう買うしかないでしょう。私はこの馬の適性は、中山より東京にあると思っている。そして厩舎は正にダービー厩舎の友道康夫厩舎。ここは間違いなく勝ち負けとみます。
なので、最初はジャスティンミラノを本命にして、後はじっくり相手を探せばいいか……と思っていたのですが……。が! 1頭「いや、この馬すげえわ」という馬を見つけてしまったのです!
はい……その馬とは……ああ!
その馬とは!! はい!! ダノンエアズロックです!!
ええ! ええ! そうですとも!
今年はこの馬と心中だ!!
まあ、「見つけてしまった」という程ではありませんが(笑)。他にも見つけている人は多数いるでしょうけど(笑)。
骨折明けで7割仕上げだった前走のプリンシパルS(L)は、これはめちゃくちゃ強かった。あれはほとんど調教ですよ、マジで。府中の2000mで、大外枠から難なく差し切り。メンバーレベルが高くなかったとはいえ、7割程度の仕上げであの楽勝は、この馬の非常に高いポテンシャルを感じさせましたね。
血統的な距離不安が囁かれていますが、少なくとも、例えばマイラーにプリンシパルSであの勝ち方は出来ません。断言出来る。最後は大分早めに手綱を緩めていましたが、追えばまだまだどこまでも伸びていたことでしょう。
鵜呑みにしてはいけませんが、J.モレイラ騎手曰く、距離は2400mの方が良さそうだと。これも非常に心強い。そして抜群のスタートセンスで好位につけられる。スタートセンスも能力の内ですからね。
スローペース濃厚ですが、スローペースで前から速い上がりを繰り出せることは、レガレイラを完封したアイビーS(L)で証明済みです。瞬発力も一級品なんです。同じ瞬発力があるタイプなら、前にいた方が遥かに有利なのは言うまでもありません。
ジャスティンミラノも似たタイプですね。つまり、今年のダービーはどう考えてもこの2頭の一騎打ちだ! 間違いない! 騎手的には戸崎圭太さんの方を応援したいですが、私は馬券師です。勝つ可能性が同じくらいなら、人気が無い方を上に取る。
なので、本命はダノンエアズロックとします。プリンシパルSからのローテーションがダービーで全く結果が出ていないことで、少しでも人気を下げてくれればこれ幸いだ。
この馬は今までのプリンシパルSの勝ち馬とは違います。今までの勝ち馬はダービーの出走権利を取る為に、プリンシパルSはほぼメイチで、ダービーではお釣りがないんですよね。
しかし、ダノンエアズロックは違う。7割のデキで勝っているわけですから。本当に調教のようなものだったと、私は思っています。ここは上積みしかないんですよ。雷神モレイラのエスコートも非常に心強い。今年はこの馬と心中だ!!
馬券的には、単勝とジャスティンミラノとの馬単と馬連で大勝負ですかね。うん。まあ、ほぼこれだけでいいんですけど……。せっかくだから、3着も当てたいですよねえ。
3着は基本的には皐月賞組でしょう。オークスと一緒です。オークスは桜花賞組が強い。ダービーも皐月賞組が強いんです。他路線組は来ても1頭だと思います。そして、その1頭はダノンエアズロックなので、3着は皐月賞組から本線と穴馬でいきたいですね。
3着の大本線はアーバンシック。皐月賞も強い競馬をしていましたし、百日草特別(1勝クラス)を観ても絶対東京の方がいいでしょう。ほぼこれでいいと思うのですが……。C.ルメール騎手と、ホープフルS(G1)勝ちと、牝馬でダービーを目指し、凱旋門賞(G1)も本気で狙っていると噂のレガレイラには敬意を表して、やはり切りづらいかなあ。
後は残念な枠に入ってしまいましたが、大外からでもイン突きを決める男、岩田康成騎手のエコロヴァルツはどうにも気になります。もう1頭は皐月賞2着にも関わらず、評価が低そうなコスモキュランダ。ここまででかな。でも、基本的にはアーバンシックになるだろうか……。
こんな感じでいきます!
これでいこう!! ありがとうございます!!
お金を、引っ越し代金を、電車で落としたメガネ代を、ありがとうございます!!(涙)。
例によって、このコラムはオッズのわからない金曜日に書いているので、多少変わるかもしれませんが、私の今年の日本ダービーの大筋はほぼこれです。皆さんには皆さんの考え方があることでしょう。
何にしろ、全力を尽くしましょう! 楽しみだ! 結果や如何に!? ではまた!!
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