菊花賞(G1)は「ルメールの選択」がカギを握る!? アーバンシック選択の「裏事情」と最大の上がり馬ヘデントールの評価
今年も牡馬クラシック最終戦・菊花賞(G1)が近づいてきた。
ダービー馬ダノンデサイルの本命は動かないところ。春の日本ダービー(G1)以来のレースとなるが、父エピファネイアは菊花賞馬であり、主戦の横山典弘騎手は長距離戦で数々の神騎乗を誇る大ベテランと死角らしい死角はない。ここで2冠達成となれば、年度代表馬の座も見えてくるはずだ。
そんなダノンデサイル陣営にとって気になるのは、すでに春のクラシックで戦った強豪ではなく、新たに台頭し、今回が初対決となる馬たちではないだろうか。
いわゆる「夏の上がり馬」と言われる新星たちは、過去に何度も菊花賞で春の実績馬を倒して下剋上を完遂させてきた。特に今年は連勝中のヘデントールを筆頭に、武豊騎手とコンビを組むアドマイヤテラ、神戸新聞杯(G2)で1番人気だったメリオーレム、3勝クラスを勝ち上がったシュバルツクーゲルなど、スケールの大きな夏の上がり馬が目立つ。昨年もドゥレッツァが皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラを破ったことは記憶に新しいはずだ。
ただでさえ未知の距離となる3000mに加えて、対戦経験のない上がり馬たちの参戦――。
菊花賞は馬券を買う人々にとっても難解なレースであり、果たして春の実績馬が上なのか、それとも夏の上がり馬が上なのか……毎年のように頭を悩ませているファンも少なくないだろう。
そんな人たちの強い味方になってくれそうなのが、豊富な戦力で数々のヒットを生み出している『うまあど!!』だ。
『うまあど!!』は「とにかく的中重視」を掲げる競馬予想サイトであり、専属馬券師や元競馬関係者だけでなく、獣医学の専門や元経済学者など、あらゆるエキスパートが在籍。他の予想サイトにはない多角的な分析によって、最近メキメキ頭角を現している。
そんな『うまあど!!』が得意にしており、一部の競馬ファンからも絶大な支持を集めているのが「出走馬の力関係」の見極めにおける信頼度だ。
先日の神戸新聞杯では、1番人気に推された夏の上がり馬メリオーレムを「過剰人気」とバッサリ。わずか12点で三連単33,790円を射止め、このレースだけで会員に844,750円の配当を届けるなど「とにかく的中重視」に恥じない完璧な予想を披露している。これは春の実績馬と、夏の上がり馬の力関係を高い精度で見極めていなければ到底できない芸当だ。
「実は神戸新聞杯の1番人気には鉄の掟がある」と教えてくれたのは、『うまあど!!』の関係者S氏だ。
「現在の2400mになった2007年以降、神戸新聞杯はG1に匹敵するハイレベルなレースになっています。1番人気が非常に強いレースですが、人気に応えて優勝した9頭は『すべて春の二冠で連対実績のあった馬』です。逆に言えば今年のメリオーレムのように、条件を満たしていない1番人気は非常に危険な存在になります」(『うまあど!!』S氏)
S氏の言葉通り、近年の神戸新聞杯では今年のメリオーレム(5着)だけでなく、2022年の1番人気パラレルヴィジョン(7着)や3番人気だったヴェローナシチー(5着)など、期待された夏の上がり馬はことごとく惨敗。馬券にさえ絡めない馬も少なくない。また昨年はダービー馬3着馬のハーツコンチェルトが1番人気で5着に敗れるなど「春のクラシック連対」という条件は、まさに鉄の掟となっている。
「夏の上がり馬を見極める場合、単純な着順だけでなく、負かした相手のレベルを相対的に見極める必要があります。特に条件戦が豊富な夏競馬はメンバーが分散しやすく、同じ条件戦でもレベルが全く異なることも珍しくありません。
例えば、(神戸新聞杯で)メリオーレムが人気になったのは、前走の西部スポニチ賞(2勝クラス)を4馬身差で圧勝したことが大きいと思いますが、2着だった グランアルティスタは次走も5馬身差で2着に敗れています」(同氏)
ちなみに勝ち馬のスティンガーグラスは、神戸新聞杯の前週のセントライト記念(G2)で勝ったアーバンシックから1.1秒も離された5着馬。この時点でメリオーレムが人気ほど抜けた存在でない可能性が高いことは、我々競馬ファンでも気付けたかもしれない。
「その上で大事なのは、騎手や調教師の感触や期待度です。単純コメントだけでなく、その『言葉の裏』に何が隠されているのか。常日頃から豊富な人材を東西のトレセンを中心に派遣している当サイトでは、関係者から報道などで表に出ない『本音』を引き出すことができ、その馬の本当の感触や期待度を常に把握しています」(同氏)
メリオーレムが1番人気になったのはトップジョッキーの川田将雅騎手が継続騎乗していることが大きいが、S氏曰く決して「数多くの候補から選ばれた存在」ではなかったという。
川田騎手は春の皐月賞でマイラーのジャンタルマンタルに騎乗。日本ダービーに至っては、C.ルメール騎手がレガレイラに騎乗したことで鞍上が未定になったシックスペンス……いわば“余り物”に騎乗するなど、秋の菊花賞へ有力なパートナーがいなかった背景がある。
「騎手がその馬にどれくらいの期待をかけているかは、日頃から付き合いのある記者や関係者であれば『本当の気持ち』を読み取ることも難しくありません。特に川田騎手は馬に対して真摯な方なので、わりと包み隠さずに話してくれる騎手でもあります」(同氏)
実際にメリオーレムが西部スポニチ賞を4馬身で勝った際、各報道では「菊花賞の新星登場」と盛り上がったが、川田騎手本人は「まだ内にモタれる面が改善されていない」と渋い表情だったという。その発言を裏付けるように、1番人気で5着に敗れた神戸新聞杯でも「重賞でよく頑張ってくれたと思います」と完敗を認めるようなコメントだったそうだ。
「今年の菊花賞のカギを握っているのは、ルメール騎手だと思います。春のクラシックで騎乗したレガレイラが牝馬戦線に進む関係もあって、菊花賞は上がり馬のヘデントールに騎乗する見込みでした。しかし、自らが騎乗したアーバンシックでセントライト記念を勝ったことで急遽こちらに。ヘデントールには、戸崎圭太騎手が騎乗する見込みです」(同氏)
ルメール騎手は、アドマイヤテラやシュバルツクーゲルといった他の夏の上がり馬の手綱も握っており、それらに騎乗する可能性もあった。その上でヘデントールが選ばれたのは、昨年の菊花賞馬ドゥレッツァと似たパターンだ。
だからこそ当初は、ヘデントールこそ今年の菊花賞における最大の上がり馬と見られていた。だが、結局ルメールがアーバンシックに騎乗することで、今度はヘデントールの評価が急落しているという。
「実のところ、今回のルメール騎手の選択は『単純な馬の優劣だけではなさそう』です。詳細はここで明かすことはできませんが、アーバンシックに手応えを感じているものの、これで選ばれなかったヘデントールの評価を下げるのは軽率な気もしますね。当サイトもレースギリギリまで精査すべき問題と見ています」(同氏)
果たして『うまあど!!』が菊花賞の中心に挙げるのは、ルメール騎手に選ばれたアーバンシックか、選ばれなかったヘデントールか、それともまったく別の馬なのか。S氏の話からも『うまあど!!』が競馬界の深部に精通しているは明らかで、菊花賞の馬券を考えれば是が非でも知りたいところだ。
残念ながら、結論は『うまあど!!』の情報公開を待たざるを得ないが、当サイトが現在会員募集を行っていることは大きな朗報と言えるだろう。
なお『うまあど!!』の会員登録は、公式サイトの「無料登録申請フォーム」でメールアドレスを送信することで簡単に手続きできる。S氏曰く登録費、年会費は一切不要とのことだ。予想の中には情報料金が必要なものも存在しているが、登録した際に20,000円分の割引クーポンがゲットできることは心強い。
神戸新聞杯だけでなく、オールカマー(G2)やシリウスS(G3)、スプリンターズS(G1)、毎日王冠(G2)に京都大賞典(G2)、はたまたフランスの凱旋門賞(G1)まで、今秋の重賞で予想を当てまくっている『うまあど!!』。これは今、絶好調の彼らの予想に乗るまたとないチャンスではないだろうか。
※本稿はPR記事です。
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