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「最強」3歳牝馬世代のアエロリットがクイーンS(G3)に見参! 斤量有利も脳裏に浮かぶ横山典弘騎手の「伝統芸」

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 強調材料として、52キロという軽い斤量で出られるのはポイントだ。ここ数年で3歳馬の優勝例はないものの、過去には2010年のアプリコットフィズから2012年のアイムユアーズまで3年連続で優勝した事例もある。斤量負けするほど馬体重が軽いわけではないが、条件として有利であることは確かだ。

 ただし、少しだけ気になることが……

 それは馬ではなく、鞍上の横山典弘騎手のこと。NHKマイルCでは見事な手綱さばきを披露したほか、これまでデビューから一貫して騎乗しており、馬とのコンタクトは十二分に取れているようにも思える。

 しかしながら、もはや競馬ファンの間ではおなじみだが、彼は時に常識では考えられないような”迷騎乗”をやってのける破天荒なジョッキーとして知られている。つい先日の中京記念でも、2014年のダービー馬ワンアンドオンリーに騎乗し、最後方待機から終始見せ場なく10着に大敗。もちろん同馬が久々のマイルのスピードについてこれなかったのも大きな要因だが、ネット上では「出た、恒例のポツン」「平常運転すぎてもう驚きもしない」といった発言も見られた。

 彼は馬の機嫌を第一に考える騎手だけに、馬自身に走る気があればその力を最大限に発揮するのは万人が認めるところ。しかし、ワンアンドオンリーやこれまでの事例を考えれば「馬が機嫌を損ねればもう終わり」という裏返しの真実に他ならない。気鋭のアエロリットはもちろん大丈夫だろうが、気性の激しいところがあるだけに、NHKマイルC以来の休み明けがどう出るか。それだけがどうにも不安である。

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