【キーンランドC(G3)展望】休養明けの実績馬も本格始動!スプリンターズS(G1)へいい形で向かうのは?
重賞2勝の実績がありながらスランプに苦しむシュウジ(牡4、栗東・須貝厩舎)。前走の函館スプリントS(G3)ではオーバーペースでの逃げとなり10着と大敗。今年に入ってから出走したレースはすべてハイペースの展開で、負けの要因といえそうだ。そんな苦難の続くシュウジにとっての光明となりそうなのが、今年もWASJへの参戦のため幌競馬場での騎乗となる「マジックマン」モレイラ騎手の存在だろう。昨年は直線で抜け出し勝利を掴んだかに思えたところでの2着と悔しい思いをし、モレイラ騎手もリベンジに燃えているようだ。世界的な名手の手綱さばきに注目。
このほかにも距離短縮で能力をフルに発揮できそうなモンドキャンノ(牡3、栗東・安田厩舎)や、昨年のこのレースで豪快な差し切り勝ちを見せたブランボヌール(牝4、栗東・中竹厩舎)など楽しみなメンバーが揃っている。
秋の大舞台への出走を目指すには、何としても結果を残したいキーンランドC(G3)への出走馬。勝利という最高の結果を掴むのはどの馬になるだろうか。注目のレースは27日(日)の15時35分に札幌競馬場で発走予定となっている。