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天皇賞・秋(G1)リアルスティール「毎日王冠勝利」の裏事情……勝利至上”デムーロ劇場”に振り回された「体調」は……?

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 天皇賞・秋にはデムーロ騎手からV.シュミノー騎手に乗り替わっての参戦となるが、矢作調教師は「今残っている騎手の中で、あの馬に一番合う騎手」と”含み”のある物言い。その裏には、未だに捨てきれないデムーロ騎手への未練があるのかもしれない。

 一方、すでにピークを迎えた感があり、状態面が気になるリアルスティールだが、20日に行われた注目の1週前追い切りでは、栗東の坂路で56.4秒と、前走の49.6秒と比較して、あまりにも軽い内容だった。

『日刊スポーツ』の取材に「レース後はそれなりの疲れはあった」と漏らした矢作調教師だが、今週の最終追い切りは併せ馬を行うことを公言し「大きな反動はない。カイ食いも良いし、コズミもない」と最後は前を向いた。

 明らかに現状維持という姿勢が見える調整だが、果たして昨年の2着馬に”貯金”は残っているのだろうか……。

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