GJ > 競馬ニュース > アウォーディー「衰え説」  > 2ページ目
NEW

チャンピオンズカップ(G1)武豊アウォーディー「衰え説」を否定!? 「絶好調宣言」の陣営が大器テイエムジンソクを歓迎する理由とは

【この記事のキーワード】, ,

 さらに前走のJBCクラシック(G1)ではダート転向後、初の馬券圏外となる4着に敗戦。サウンドトゥルーとケイティブレイブに再び差し切りを許したことは、まだ酌量の余地があったとしても、3着のミツバを捉え切れなかったことには大きな不安が残った。武豊騎手もレース後「余力もあっただけに、直線で伸びなかったのが分からない」と首を捻っている。

 この2戦はどちらも休み明けということもあって、陣営も敗因の1つに上げている。だが、約6カ月ぶりの実戦となった昨年の名古屋大賞典(G3)を2.4秒差という大差でぶっちぎっている本馬は、本当に休み明けが苦手なのだろうか……。

 また、この「休み明け説」と同時に、ここに来て急に陣営が敗因として挙げるようになったのが「右回りが苦手説」だ。

 確かに本馬はダート転向後、国内で右回りが[4.1.1.1]で左回りが[2.1.0.0]と、左回りでは連対を外していない。

 しかし、右回りの3着と4着は、前走と前々走で記録したもの。つまり連敗を喫するまでは、むしろ右回りの成績の方が上だったということだ。今回は左回りとはいえ、本当にここ2戦は苦手な右回りが影響して、本来の走りができなかっただけなのだろうか……”疑念”は募るばかりだ。

 というのも、アウォーディーはすでに7歳の冬を迎えようとしており「衰えが来ているのでは」と考えてしまうのも自然だからだ。

 無論、同世代のコパノリッキーやサウンドトゥルーのように、老いてますます盛んというダート馬は数多くいる。しかし、彼らとアウォーディーの最大の違いは、そのキャリアの大半をダートよりも消耗が激しいといわれる「芝のレース」で積み重ねている点だ。

チャンピオンズカップ(G1)武豊アウォーディー「衰え説」を否定!? 「絶好調宣言」の陣営が大器テイエムジンソクを歓迎する理由とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
  2. 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
  3. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  4. 2017年クラシックに「ハーツクライ時代」到来!宿敵ディープインパクトを破り、春のクラシックに「魂の叫び」が響き渡るか
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. モットーは「安くて走る馬」で有名な大物馬主が爆買い!? 高額落札2頭に計1億円オーバーの「奮発」した背景
  8. JRA「年度代表馬」史上最大のねじれ決着!? スペシャルウィーク白井元調教師らが”怒りの声”を上げたJRA賞の舞台裏
  9. JRA「勝てない騎手」が名門・池江泰寿厩舎所属で大出世!? 裏には競馬界の現状と「救いの手」が……
  10. 京王杯SC(G2)の危険な人気馬!? 関係者が明かした「復活が期待される4頭」で大勝負!!