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チャンピオンズカップ(G1)武豊アウォーディー「衰え説」を否定!? 「絶好調宣言」の陣営が大器テイエムジンソクを歓迎する理由とは

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 さらに前走のJBCクラシック(G1)ではダート転向後、初の馬券圏外となる4着に敗戦。サウンドトゥルーとケイティブレイブに再び差し切りを許したことは、まだ酌量の余地があったとしても、3着のミツバを捉え切れなかったことには大きな不安が残った。武豊騎手もレース後「余力もあっただけに、直線で伸びなかったのが分からない」と首を捻っている。

 この2戦はどちらも休み明けということもあって、陣営も敗因の1つに上げている。だが、約6カ月ぶりの実戦となった昨年の名古屋大賞典(G3)を2.4秒差という大差でぶっちぎっている本馬は、本当に休み明けが苦手なのだろうか……。

 また、この「休み明け説」と同時に、ここに来て急に陣営が敗因として挙げるようになったのが「右回りが苦手説」だ。

 確かに本馬はダート転向後、国内で右回りが[4.1.1.1]で左回りが[2.1.0.0]と、左回りでは連対を外していない。

 しかし、右回りの3着と4着は、前走と前々走で記録したもの。つまり連敗を喫するまでは、むしろ右回りの成績の方が上だったということだ。今回は左回りとはいえ、本当にここ2戦は苦手な右回りが影響して、本来の走りができなかっただけなのだろうか……”疑念”は募るばかりだ。

 というのも、アウォーディーはすでに7歳の冬を迎えようとしており「衰えが来ているのでは」と考えてしまうのも自然だからだ。

 無論、同世代のコパノリッキーやサウンドトゥルーのように、老いてますます盛んというダート馬は数多くいる。しかし、彼らとアウォーディーの最大の違いは、そのキャリアの大半をダートよりも消耗が激しいといわれる「芝のレース」で積み重ねている点だ。

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