【阪神JF(G1)展望】オルフェーヴル産駒「初G1制覇」へロックディスタウン出陣! 混戦必至の女王決定戦を攻略する「キーマン」は
ファンタジーS(G3)覇者ベルーガ(牝2、栗東・中内田充正厩舎)にもチャンスはある。
新馬戦は4馬身差の圧勝。続くファンタジーSも、矢のような伸び脚で豪快に差し切る完勝だった。スタート直後から後方へ待機。馬場の外めを楽な手応えで追走し、温存した末脚を爆発させた。上がり3ハロンはメンバー最速となる33秒9をマークと、その瞬発力が世代トップクラスであることを証明している。
稽古でも軽快な動きを披露と状態面に不安は感じられない。破壊力抜群の末脚を炸裂させることができれば、ビックタイトルの獲得も十分に可能だろう。
他にも赤松賞を制した期待のディープインパクト産駒マウレア(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)や、白菊賞を完勝しているリリーノーブル(牝2、栗東・藤岡健一厩舎)。ファンタジーSで2着と好走を見せているコーディエライト(牝2、栗東・佐々木晶三厩舎)など、スター候補たちが出走を予定している。
2歳牝馬のトップを決めるだけではなく、翌年の桜花賞をも占う重要な一戦。阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は、10日(日)15時40分に発走予定だ。