【スプリングS（G2）展望】世代の実力者ステルヴィオ＆モーリスの全弟ルーカス……スター候補が続々集結 !!
編集部
18日（日）には中山競馬場でスプリングS（G2）が開催される。本レースは皐月賞トライアルではあるものの、距離が1800mということでクラシック制覇を狙う馬だけでなく、NHKマイルC（G1）を視野に入れたマイラーも集合。春のG1を占う重要な一戦となりそうだ。
その中でも中心は、【2・2・0・0】と抜群の安定感を誇るステルヴィオ（牡3歳、美浦・木村哲也厩舎）だろう。
新馬、コスモス賞（OP）を快勝した素質馬。その後サウジアラビアRC（G3）、朝日杯FS（G1）は2着に敗れているが、負けたのは先日の弥生賞（G2）も圧勝した怪物ダノンプレミアムのみ。クラシック主役候補筆頭が相手と考えれば、そこまで悲観する必要はない。
朝日杯FSでは3馬身半差を付けられてしまったが、直線で狭いスペースを割りながら追い込み2着を確保した点は十分評価できる。本馬の力がトップレベルであることは疑いようがない。
1週前追い切りは美浦Wで6F82.2－67.5－52.5－39.1－12.8秒と上々の動きを披露。仕上がりに不安は感じられず、今回も好走が期待できそうだ。ライバル不在のココは確実に勝って、初の重賞タイトルを奪取したいところ。